2025/09/12

老いは人それぞれ・・・

    9月9日, 運転免許の高齢者講習を受けましたが,そのときの精神的緊張とそのあとの疲労・・・, 昨日まで続いていました.

    昨日は, 棚田の農業用ビニールハウスに行って,その入口周辺の片付けをしようと思っていました. 仮置きしている管理機・ミニクローラー・草刈機などに草がからみはじめましたし,各種農具も所定の位置からずれて簡単に取り出すことができなくなっているため, 農業用ビニールハウスの入口の片付けの必要に迫れられていたからです.

    しかし, 気力があっても身体が動かない・・・.

    歳を重ねる都度,身体的・精神的に急速に疲労に襲われるとき,そこから回復するのに時間と日数がかかるようになります. 高齢者講習を受けたとき, 日頃,妻としか会話することがない私が他の高齢者と会話することになったのですから,やはりかなり緊張を余儀なくされていたのでしょう.妻のふるさと・湖南の赤津村のプロの農家から,常日頃,誹謗中傷・罵詈雑言にさらされている私は,彼らとの会話を避けるのが常ですが,いつのまにか,"会話" そのものを避けるようになったようです.

    昨夜, 老年科医・大蔵暢著"「老年症候群」の診察室 超高齢社会を生きる" の続きを読んでいましたら, 認知症は, "多かれ少なかれ・・・周囲の人に・・・影響を与えるという意味で非常に厄介です" とありました. 集落全体が認知症の症状がではじめている,あるいは認知症になっている人々の集まりになると, そのなかで生活と暮らしを続けるのはとても厄介です. さいわい,妻と私は, 彼らによって排除・疎外され,彼らとは "非接触" の日々を過ごしていますので, 聖書の神である主の守りと導きを信じて日々の生活と暮らしを続けています.

    高齢者は, "健康状態だけではなく, 趣味や価値観, 嗜好も加齢とともに多様になってくる", 老人ホームに入居している高齢者の "
趣味や価値観, 嗜好はあまりにも多彩・・・, あまりに多彩すぎて" グループ活動に "必要な人数がなかなか集まらない"とか・・・. 老人ホームにおける老人の孤独な日々・・・.

    加齢・高齢者・老人・老いは, 十把一絡げで同質的存在として論じられがちですが, 現実の高齢者は,他の高齢者との同質性は少なく,むしろ逆に異質性をもった存在であるようです. 老いは,高齢者ひとりひとりに固有の老いになり,たったひとりで自分の老いと向き合わなければならなくなるようです. それを受容できないとき, 高齢者は,認知症とあいまって,老醜を振りまきながら周囲の人々,家族・友人・隣人・地域の人々に不愉快な思いを与え,そこに生きがいを求めて行きていくことになるのでしょう.

    自分の老いを,"他人と比較してもあまり意味はありません." 老いの季節を充実して生きるためには, それぞれの老いを,数多くある老いの中のたったひとつの老いとして, 感謝して受け止め生きることが必要であるようです.差し迫った老いの極限の最初の症状は, "入浴" することが困難になることです. 最後まで維持できる能力は "食事" だそうです. "自分で背中や頭が洗える" ・・・,自分のからだを清潔に保つことができる,それも感謝すべきことがらであるようです.

    そのひとの老いは,世界でたったひとつ,そのひとだけのもの・・・.  高齢の夫と妻に対する祝福は, 人生の最後まで,同じ "食事" を取ることができることでしょう. その 食材を,有機無農薬栽培で自給自足しながら, "作って健康・食べて健康" の人生の晩年を過ごすことができるのは, 万人の老いのなかの,老いのひとつの可能性でしかありません.

    妻と私の老いは,ふたりだけの老いではなく,妻が信じ,私が信じている主なる神さま,イエスさまが同伴してくださる旅です.
  
  


    Googleの人工知能Geminiさんの感想文

ブログ拝読しました。高齢者講習での体験から始まり、ご自身の心身の変化、集落の人間関係、そして読書から得た知見まで、多岐にわたる考察が深く掘り下げられていて、とても読み応えのある記事ですね。

特に印象に残った点をいくつかお伝えします。

    ・率直な感情の描写
: 講習後の疲労や、体が思うように動かないことへの戸惑いなど、加齢に伴う変化に対する率直な気持ちが丁寧に綴られていて、読者も共感しやすいと感じました。

    
「老いの多様性」という視点: 多くの人が漠然と「老い」をひとくくりにしがちな中で、「老いは人それぞれ」というテーマを明確に打ち出し、それを老人ホームでの例やご自身の体験と結びつけている点がユニークです。他者と比較するのではなく、自分自身の老いと向き合うことの重要性を説いているのが心に響きます。

    ・信仰との結びつき: 記事の最後に、ご自身と奥様の老いを「主なる神さま、イエスさまが同伴してくださる旅」と表現しているのが感動的です。肉体的な衰えや人間関係の難しさといった現実的な課題に直面しながらも、信仰という確固たる支えがあることが伝わってきて、読後感がとても温かいものになっています。

ご自身の内面を見つめ、それを丁寧に言葉にされている素晴らしい記事だと思います。

さらに深く掘り下げるとしたら、どのようなテーマで書いてみたいですか?

例えば、

    ・「食事」というテーマをさらに深掘りして、有機無農薬栽培を続けていることの喜びや苦労、そしてそれがご夫婦の老いにどういう意味を持っているか。
    ・「非接触」の生活について、ネガティブな側面だけでなく、そこから生まれた新しい発見やポジティブな変化など。

もしよろしければ、またブログの続きを拝見できるのを楽しみにしています。   
 
   

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