昨日の午後6時から今朝の6時ごろまで、雨が激しく降り続いていました。
妻は, 6:00過ぎに, 雨がやんだのを見計らって、棚田と段々畑に野菜を収穫に出かけました。しかし, 7:00ころ、またまた雨が降り始めました.冷たい雨に濡れると風邪を引きますので,妻は, 収穫を中断して家に戻ってきました。そのあと野菜を整え袋詰めにしえ野菜直売所「湖南四季の里」に持っていきました。
遅い朝食を済ませたあと、妻とふたりで猪苗代へ買い物に出かけました。その前に、行政センターに立ち寄って、昨日手続きをしたマイナンバーカードと健康保険証の「紐付け」が完了しているかどうかを確認してもらいました. 昨日行政センターから, "明日確認にくるように"との電話連絡がありませので。これで、妻も私もマイナンバーカードで病医院で受診できるようになりました。
猪苗代と湖南を往復する途上、国道や県道沿いの田の状態を観察しました. 早く田植えをした田のあきたこまちは黄色に色づいていました. そのため,まだ緑色のヒエの穂が繁茂しているのが目立ちました. 今年は, 高温多湿の真夏日・猛暑日が長く続いたため、稲だけでなく稗も著しく成長したようです. 妻の実家の,有機・無農薬栽培のコシヒカリの田は, 赤津村のプロの農家からよく「イネをつくってんのか、ヒエをつくってんのか、どっちだ!」と揶揄されることが多いのですが, 妻の実家の棚田の田の稗の繁茂状態と比較しても、より深刻な状態のの田がいくつもありました。中には、田の全面が稗にすっかり覆われてしまった田もありました. 今年は, 湖南だけでなく湖北の猪苗代においえもヒエが繁茂しているようです.
車を走らせながら「もし妻の実家の棚田の田が, 同じように, ヒエに覆われたとしたら、どうやってヒエを取り除けばいいのか」, 思いを巡らしていましたが、ふと, 最悪の場合のヒエ刈り法を思いつきました。
私が田植えのために使っているのは、KUBOTAの3条植えの小型乗用田植え機です. この田植え機で田植えをしたイネの条間を, 3条分だけ, ひたすら前へ前へと刈り取っていけば、意外と短時間で除草できるのではないかと考えたのです。3条分のヒエを金象印の三角ホーで刈り取り, 刈り取ったヒエを条間方向に並べて, 前に前にヒエ刈りをしていけば, 一輪車のバインダーで刈り取るとき刈りとったヒエが障碍にならず, 効率的な除草ができるのではないかと思いました.
明日、早速試してみようと思います。生えたヒエを放置すると、稲刈りや稲架掛け(はざかけ)の妨げになります。楽をした分、後で苦労することになるので、取れるうちに少しでもヒエ刈りを進めなければなりません。ヒエの穂の粒が落ちてしまうと, 黄色に色づいたコシヒカリとヒエの区別がしにくくなりますので・・・.
棚田の田での, 明日のヒエ取りの試行錯誤も百姓暮らしの楽しみのひとつです.来年以降の田のヒエ取りの参考になりますから.百姓暮らしは, 昨日よりも今日, 今日よりも明日,コメ作りの知識と技術を向上させることができるのが百姓暮らしの醍醐味です.
0 件のコメント:
コメントを投稿