昨年から社会問題になっているコメ不足とコメ価格の高騰・・・.
妻と私がその影響をほとんど受けていないのは, 2011年の東日本の大震災・放射能汚染事故のあと,2013年4月1日に, 妻のふるさと・郡山市湖南町赤津村に帰郷したあと, 少ない年金を補うために, 自給用に有機無農薬栽培でコメと野菜を栽培することにしました.
そして, 現在,私は78歳,妻は70歳,これからますます歳を取っていきますが,いつまで自給用にコメと野菜を栽培することができるやら・・・.確固たる根拠はありませんが, これまでのように減反政策期の 2.4反でコメを栽培することが難しくなり,イネの栽培面積を減らさなければならなくなった時を Xデーとして考えてみました.
私と妻の体力は,徐々に低下していくことになります. 66歳から77歳まで2.4反の田で,加齢にもかかわらずコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチを栽培し続けることができたのは,コメ作りのための環境を整備してきたからです. 95歳まで自給用のコメを栽培するには,どのような稲作環境を整備していけばいいのか,いつもそのことを念頭においてコメ作りをしてきました. その結果66歳から77歳まで自給に必要なコメを自作することができました.
ただ, これからも歳を重ねていなかければならないので,いつか, 稲作面積を2.4反から徐々に栽培面積を減らして行く必要が出て来ます. 高齢化による体力の低下にみあった稲作を続けるためです. 自給用のコメの自己減反政策をはじめる日を "Xデー" として,それ以降のコメ作りのイメージを想像してみました. 妻と私のコメの年間消費量は,0.5反の田で確保することができますので, 最期まで,0.5反の田で稲作を可能にするために, 体力の維持管理とコメ作りの環境保全を維持管理していく必要があります.
私と妻の "Xデー" は,いまのところ85歳と想定しています. 7年後になりますが, 現在70歳の妻が今の私と同じ年代になったときに迎えることになります. "来年のことをいうと鬼が笑う " ということわざがありますが, 7年後の話をすると, 湖南の赤津村のプロの農家は大笑いするのではないでしょうか? "その歳になってまで,コメをつくらねえと生きていけねえのけ? おらあ地主さまやって,小作から年貢とって悠々自適だ!貧乏はするもんじゃあねえなあ!"と湖南温泉でここらのもんのうわさ話の花が満開に咲きそうです.
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