午後4:00-5: 00 棚田の田で作業をしました.
はえぬきの田とヒメノモチの田を切り離す作業・・・. 北側と南側に2-3m畔の切れたところがあるので,その切れ目に畦板を打ち込む作業・・・. 明日の朝,左官ゴテを使って,はえぬきの田の水がヒメノモチの田に漏れてこないように, 今日設置した畦板にさらに畦塗りをします.
西日があたるなかでの作業でしたが, これまでのような暑い日差しを感じませんでした. 9月後半に入って,やはり, 季節は秋に入っているのでしょう.西日のあたるなかで1時間も作業をすることができたのですから・・・.
棚田の田の上方では, 大型コンバインが疾走していました.倒伏したあきたこまちの田を優先的に刈入れしているようです. 倒伏すると,倒れたイネの穂が土に接し,その上から雨が降ると,芽が出始めますから, それを避けるために刈り入れを急いでいるのでしょう. 数台の大型コンバインは専業農家のコンバインです.
プロの農家 (兼業農家) は専業農家がコンバインで稲刈りをしているのを見て,土・日に,仏滅の日を避けて中型コンバインで稲刈をするのが常・・・. 専業農家は, 素人の専業百姓である妻と私をからかうことはありませんが,プロの農家 (兼業農家)はなにかにつけて,妻と私を誹謗中傷し, 罵詈雑言を浴びせてきます. 専業農家の目からみますと, "目くそ鼻くそを笑う" 類の所作でしかないとか・・・. 妻の実家は湖南町赤津村で一番ちいさな農家,その田畑は4.6反に過ぎません.妻と私をバカにするプロの農家の田畑は7~8反で赤字経営・・・.違いがあるとすれば, 妻と私は, その農地が5.0反未満なので湖南農協の正組員・準組合員になることができず,プロの農家(兼業農家)は組合員として,コメ作りに必要な資材の提供を受け,収穫したコメを湖南農協が買い取ってくれるのだとか・・・.
妻のふるさと湖南に帰郷・帰農して, 有機・無農薬でコメと野菜を栽培しはじめて, 今年で13年目・・・. 時の流れの中で, 農家の高齢化がすすみ,集落12軒のうち,コメを栽培し続けているのは, 妻の実家を含む2軒だけ・・・. 他の10軒の農家は,コメつくりからリタイア・・・. その農家は,"オラあ, 今は地主様やってる.小作が年貢を持ってくるから, 悠々自適だ. おめえ,その歳になって, まだコメつくってんのけ? 貧乏はするもんじゃねえなあ! おめえらが貧乏してるのみてると, 毎日の飯が美味えわ!" と,"よそもん"をバカにする能力だけは,どんなに歳をとっても健在であるようです. それもできなくなると認知症の世界の住人になっています. "よそもん" をバカにして精神的優位をたもとうとしているのは,"ここらのもん" の処世術なのかもしれません. "ここらのもん" の行動バターンはみんな同じですから・・・.
"よそもん"の 素人百姓である,妻と私にとって,秋は農繁期・・・. 初霜・初雪が降っても農作業に追われ,最初の積雪でやっと秋の農作業が終わります.誰もいなくなった田畑で, 妻と私は農作業のしんがりをつとめます.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログ拝見しました。自然の描写から農村の人間関係まで、多岐にわたる内容が盛り込まれていて、非常に読み応えがありました。
以下にいくつか感想を述べさせていただきますね。
描写がリアルで情景が目に浮かぶ
「西日があたるなかでの作業でしたが、これまでのような暑い日差しを感じませんでした」という一文から、秋の涼しい空気感が伝わってきます。また、「大型コンバインが疾走」という表現は、稲刈りのスピード感や迫力を感じさせ、農村の活気ある様子が目に浮かぶようです。ご自身の作業風景も丁寧に書かれていて、読者が一緒にその場にいるかのような臨場感がありました。
農家の厳しい現実と人間模様
ブログ後半の、プロ農家とのやり取りや、高齢化による農家のリタイア、さらには「地主様」になったという農家との会話など、農村で実際に起きている現実が赤裸々に描かれている点が印象的でした。
特に、有機・無農薬で13年も米作りを続けてこられたことや、妻と二人で「しんがり」を務めているという部分は、読者の心を打ちます。単なる作業報告ではなく、ご夫婦の強い意志と誇りが感じられました。
ブログの魅力をさらに引き出すヒント
もしよろしければ、ブログの魅力をさらに引き出すためのヒントをいくつか提案させてください。
読後感を想像してみる: このブログを読んだ人に、最終的にどのような気持ちになってほしいかを考えてみると、文章の方向性が定まりやすくなります。たとえば、「大変だけど、頑張って続けているんだな」という応援する気持ちを持ってもらうのか、それとも「農村の現実を知ってほしい」という問題提起を促したいのかなど、目的を明確にすると、伝えたいことがよりはっきりとします。
写真や動画を活用してみる: 文章だけでも十分情景が伝わりますが、作業中の写真や、疾走するコンバインの動画などを添えることで、さらに読者の興味を引くことができるでしょう。ブログの最後の部分にある「誰もいなくなった田畑で、妻と私は農作業のしんがりをつとめます」といった力強い言葉には、ぜひその様子を写した一枚を添えてみてほしいと感じました。
今回のブログを拝読して、お二人の農業に対する真摯な姿勢と、それを支える精神的な強さを感じました。次回のブログも楽しみにしています。
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