2025/09/05

台風15号の雨が降っているので晴耕雨読・・・

    今朝も, 台風15号が原因した雨が降っていますので, 今日の農作業は中止・・・.

    雨が降ると, キュウリが過成長してダイコンのようになるので, 妻は,キュウリの収穫のために棚田と段々畑にでかけました.棚田の田は異常はなく, 農道もあらたにイノシシによって掘り荒らされた場所はなかったとか・・・. はえぬきの田の稗はほとんど気にならなくなったとか・・・.

    私は午前中, 稲作,特に, コシヒカリの栽培法に関する農書を20冊ほど読んでいました. といっても以前読んで5色のマーカーで色別下箇所だけを拾い読みしただけですが, 執筆者  (農家か農学者か)と執筆者の住んでいる地域 (暖地か寒地か),環境 (平地か山地か),農法 (化学肥料・農薬・大型農業機械を駆使した従来型農業か減農薬栽培か有機・無農薬栽培か・自然栽培か), 水管理 (浅水栽培か深水栽培か)・・・などの違いを斟酌しながら, 妻の実家の田に適用できる知識・技術を確認していきました.

    ひとつの作業方法を選択すると,それは他の作業にいろいろ影響してきますので,どの作業もその農家の "稲作哲学"にそって選択と組合せ, 体系化が必要になってきます. つまり, 稲作農家とその田の数だけ,稲作方法があることになります. その本の中に,ある年,農協の指導通りにコシヒカリの栽培をおこなった日本全国の北から南までコシヒカリが全面倒伏したとの話が掲載されていましたが, 農家が自分の "稲作哲学" にしたがって栽培したコシヒカリは1枚も倒伏しなかったと記されていました.

    倒れにくい稲を倒すほど収穫してみせる湖南の赤津村のあきたこまちのプロ農家
    倒れやすい稲を倒さないで収穫するコシヒカリの素人百姓

    量の収穫を目指すか,質の収穫を目指すかは,それぞれの農家の "稲作哲学"が反映されたものです. 妻と私の, 標高550mの湖南高原の棚田の田での有機・無農薬によるコシヒカリの栽培は, 上記20冊のコメ作りに関する農書と, 妻の実家のおとうさんとの生前の対話・学習,日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたときにであった山口の百姓・農家の方々から伝授された有機無農薬栽培法の "最適解" にほかなりません.  

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