まず, 妻の実家の棚田の田の写真・・・. "ここらのもん" であるプロの農家 (兼業農家)の方々から, "なんだ? おめえの田はヒエが生えてるではねえか! イネをつくってんのか,ヒエをつくってんのかどっちだ?" と揶揄される, 妻の実家の棚田のヒメノモチ・はえぬき・コシヒカリの田の様子・・・.
次の写真は, ヒメノモチの田です.
ヒメノモチの田は三番草とりですべてのヒエを取り除くことができたようです.左の写真は, 手前から温水田・穂が黄色に色づいているのがヒメノモチ, その奥がはえぬきです.
次の写真ははえぬきです.
はえぬきの田の20%にヒエが繁茂しています. 今朝からはえぬきの田のヒエ刈りをはじめました. 左の写真の奥にあるのは育苗用ハウスと28m長さのトマトの雨よけ栽培用トンネルです. 右のヒエの繁茂した状態を見てプロの農家の方々から,"イネをつくってんのか.ヒエをつくってんのか?" と揶揄されることになります.
はえぬきの田の写真を撮っているときシラサギがやってきました.
シラサギの奥にある大きな葉は備中れんこんの葉です. コシヒカリの田の強湿田部分を切り離して備中れんこんを作付けしました.植えっぱなしで每年秋のコメの収穫期に自給用に掘り起こしています. シラサギとカモは, いつも水をはっている温水田を夜のねぐらにしています.
次の写真はコシヒカリの田です.
コシヒカリの田は10%ほどにヒエが繁茂していますので,はえぬきの田と同時並行してヒエ刈利をすることになります. 思ったほどヒエが繁茂していないのでホッとしています. 出穂がはじまって三番草取りを中断した場所を中心にヒエが穂を出しています.
次の写真は専業農家の田の写真です.
専業農家の方々の田は適切な次期に適切な除草剤を散布しますのでヒエはほとんど生えていません. 妻のふるさと・湖南の赤津村の田のほとんどはこのような状態です.
専業農家の田でもヒエが繁茂している場合があります. それは, 減農薬栽培で, 除草剤の散布回数・散布量を半減している場合です.また, プロの農家(兼業農家)の田でも,ヒエ1本生えていない田があります. "規定量まいても草が生えると次は濃度を倍にして散布,それでも生えるときは3倍にして散布すればヒエは1本も生えなくなる" と素人百姓の私に自慢する方もいますので, 田んぼにヒエが生えているかどうかは,農家のコメ作りの良し悪しの決めてにはなりません.
次の写真は, いつも "おらの田には草1本生えてねえ! どうだ, ここらのもんの腕前を,おそれいったか!" というプロの農家(兼業農家)の方々の田の写真です.
妻のふるさと・湖南の赤津村も例にもれず,高齢化・過疎化しています. 高齢になると視力も低下します.老眼鏡をかけて作業することはしませんので, 近くが見えなかったり,逆に, 近視が進んで遠くがみえなかったり・・・.プロの農家 (兼業農家) の "腕自慢" をまともに受け入れる必要はありません. あるプロの農家の方も, "ここらのもんは井戸端会議みたいな話をして楽しんでるだけだ! 気にする必要はねえ!" と話していましたが・・・.
次の写真は, 倒伏がはじまった田の写真です.
今年もプロの農家 (兼業農家) の "腕自慢"がはじまりそうです. "倒れるか,倒れないか,ギリギリのところまで窒素やって多収するのがここらの農家の腕の見せどころだ!" 自分の田のイネが倒伏を始めると, "今年は倒伏するほど実ったんだなあ! 今年は豊作だ! おめえの田は倒伏してねえなあ, 今年も採れねえなあ!" と素人百姓の私と妻を愚弄して悦にいるのでしょうね・・・.每年変わらぬ赤津村の農民事情・・・.
0 件のコメント:
コメントを投稿