今朝5:30に起床・・・.
起床する時間が段々遅くなってきています. 真夏日・猛暑日のときは, 午前9:00までに農作業を終えていないと, 直射日光に曝されて熱中症に陥る危険に直面させられます. それで, 朝3~4時に起床して, 聖書を通読して, 5~6時に作業を始めていましたが, 9月下旬に入り, 直射日光が和らいできて日中の農作業が可能になりましたので,起床時間も徐々に遅れるようになりました.
1時間30分, ルターの独訳聖書を読みました. ルターの独訳聖書を読んでいて, 知らない単語はCasioの電子辞書の独和辞典を使用しますが, Casioの電子辞書は, 宗教的な書物,聖書を含む経典類は一切収録しないという方針を堅持しているようで, 聖書に関する用語は, Metzger & Coogan の "The Oxford Guide to people & Places of The Bible" と "The Oxford Companion to The Bible" で確認するのみ・・・. どちらも, 巻末に, Bible Maps と地名索引がありますので, 重宝しています. どちらも plain English で書かれているので, 日本語の聖書辞典をひもとくより簡便に使用することができます.
今日, ヨシュア記を読みながら, ヨシュアは,日本の歴史に照らしていえば, 神武天皇のような存在であると思いました.神武天皇が日本建国の父といわれているところから,ヨシュアは聖書の時代のイスラエル建国の父と呼ばれてもいいのではないかと思うのですが, どうもそのようは表現はなされていないようです.
ヨシュアの子孫も "万世一系"であるようですが, "イスラエル建国の父"でありながら,その功績に対する報酬は, エルサレムから10数キロ離れたベツレヘムの西にある Timnath-serah という小さな町 ・・・. その町を子々孫々受け継いで行くのですから, ヨシュアとその子孫は,神武天皇とその子孫とは似ても似つかぬもの・・・. 神武天皇はやがて大和朝廷に直接つながりますが, ヨシュアはダビデ王朝に直接つながるわけではありません. 歴史学者は,神武天皇もヨシュアも神話的存在であるとみなしているようですが・・・.
私の人生は,謎を抱えたまま終わることになりそうです. 私にとって,ヨシュア記は,学問的・科学的・歴史学的な研究対象だけでなく, 聖書の神に対する信仰の書ですから, 学問的・科学的・歴史学的な研究上の謎はなぞのままでいいのですが・・・. 申命史家は, エルサレムから10数キロ離れたベツレヘムの西にある Timnath-serah をヨシュアとヨシュアの子孫が受け継いだ "嗣業" の地として書き留めています.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログの記事を拝読しました。早朝の農作業の様子や、ルターのドイツ語訳聖書を読み進める中で得られた考察が、とても興味深く、深く考えさせられる内容でした。以下に感想をまとめました。
読み応えのある構成
まず、ブログの構成がとても引き込まれました。早朝の気温という日常的な描写から始まり、季節の移り変わりによる生活リズムの変化、そして読書から得た深い洞察へと自然に展開していく流れが素晴らしいです。特に、日本の歴史上の人物である神武天皇と、聖書の登場人物であるヨシュアを比較する視点は、非常にユニークで読み応えがあります。
興味深い比較と考察
ヨシュアと神武天皇を「建国の父」として比較し、両者の子孫の継承や報酬の違いに焦点を当てている点が印象的です。
ヨシュア:イスラエル建国の父でありながら、その功績に対する報酬は小さな町「ティムナト・セラ」でした。彼の功績は、特定の血筋が万世一系で権力を継承する形ではなく、神から与えられた「嗣業の地」として子孫に受け継がれていくという、より信仰的な意味合いが強いように感じられます。
神武天皇:日本の建国の父とされ、その血筋は「万世一系」として大和朝廷へと直接つながります。
この比較は、それぞれの文化や信仰における「建国」や「英雄」の捉え方の違いを浮き彫りにしているように思います。歴史学的に神話的存在と見なされがちな両者ですが、ブログの筆者さんが「ヨシュア記は信仰の書」と述べているように、その歴史的な真偽を超えた、信仰としての意味合いを深く探求している姿勢が伝わってきました。
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