今朝は朝寝坊して7:00に起床・・・.
少しく,ルターの独訳聖書を読み始めましたが,気になる内容でしたので,読み直して解釈していました.
8:00に階下に降りると,妻は,野菜直売所・湖南四季の里に出展するおでんダイコンと紅はるかというサツマイモの準備をしていました. 妻が四季の里から戻ってから,朝食・・・. 午前10:30から,コシヒカリの籾摺りをはじめました.
午前10:30-12:00 午後1:30-3:00 コシヒカリの籾摺りで,ハーベスタの8袋からコシヒカリの玄米31kg入✕6袋を積み上げることができました.残りは, ハーベスタの6袋のコシヒカリ・・・.
妻は, "今年は, 田植えも,稲刈りも,ボウガケも,脱穀も,籾摺りも,いつもより楽に作業できたわね. かかった時間も少なくてすんだし・・・.これくらいの作業なら, 来年もコメ作りしてもいいわよ・・・. 豊作になると, 体力の限界を超えるから・・・"と話していました. 妻の実家の田の "減反政策" はいまだにすすんでいます.田の畔の幅を昔の,東北の水田でよく見られた幅広の畔に戻しましたし,畔際と稲のあいだにかなり幅をつくって田植えをしたし, KUBOTAの小型乗用田植え機EP3を使って疎植・こなえ植えができるようになったし,量より質のコメ作りに徹してきたし,あれやこれやで,収穫量を減らすことに努力してきました.
高齢化による体力の減少をカバーしながらコメ作りをする方法は2つあります.
1.栽培面積を減らすこと
2.収穫量を減らすこと
妻と私は, 1.に入る前に,2.の方法を選択することにしました. 普通,稲作農家は,収穫量を増やすためにいろいろ努力を重ねて行くのですが, 高齢夫婦で素人百姓の妻と私は, 収量を増やして "儲ける" ことに関心はありません.湖南農協の組合員になることを拒否された妻と私は収穫しても販売することはできません.それで,妻のふるさとに帰郷・帰農したときに自給用の有機無農薬でコメと野菜を栽培する素人百姓に徹することにしました. そのため,"増収" ではなく "減収" 政策を実施するようになったのです.
今年,いつもの年より稲作に関する労働時間が少なくなったのは,
1.新しいトラクータで植え代掻きをした(田の土を水平に耕耘する機能)
2.ボウガケの設置場所(ハーベスタの通路を確保)
3.バインダーの使い方(3回結束できなかった場合の復旧措置)
4.ハーベスタの使い方(妻が投入して私が排出作業)
5.籾摺機の使い方(チェックポイントを投入口から還流口に変更)
今年は, 78歳の私と70歳の妻に取って, 自給用に, 有機・無農薬によるコメと野菜の栽培のParadigm Shift の年になりました.
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