2023/07/12

皇居に入ることを拒否されたことが・・・

    日本基督教団の牧師になるために、東京町田市にある鶴川学院農村伝道神学校で勉学していたとき、授業のないときはアルバイトをしていました。

    不規則な時間帯でのアルバイトは、選択肢がほとんどなく、武蔵野の農家のサツマイモの苗の作付け、スイカ畑の肥料散布、農家の子弟の家庭教師、農薬散布の会社で農薬散布・・・などの農業関係のアルバイトでした。

    日本基督教団の牧師になるために<
Sweden Covenant Mission>の教会からの奨学金を辞退して、アルバイトをしながら神学校で勉学することにしていました。 それを支援してくださったのは、日本基督教団富士見町教会の牧師で、鶴川学院の理事長をされていた島村亀鶴牧師・・・。 島村亀鶴先生は、私のために農村伝道神学校あてに推薦状を書いてくださいました。

    農薬散布の会社で農薬散布のアルバイトをしていたある日、社長が、<今度、皇居の芝生の消毒をすることになった。 皇居警察から作業者全員の名簿を提出するようにいわれたので、提出していたところ、今日、回答がありました。 一人を除いて全員OKだそうです。 吉田くんは、「牧師のたまごは皇居に入れない」ということで皇居には行けません。 本日をもって、吉田くんを解雇します>と話し、私は、即刻そのアルバイトをくびになりました。

    <皇居警察は、ずいぶんおおざっぱでいいかげんな判断をするものだ・・・>と思いながらも、農薬散布のアルバイトから撤退することになりました。 そのできごとの背景には、主なる神さまの導きがあったのではないかと思っています。 そのまま農薬散布会社で農薬散布のアルバイトをしていたら、私は、散布した農薬を吸って健康被害を受けていたかもしれませんので・・・。 皇居警察の<
牧師のたまごは皇居に入れない>という判断と、主なる神さまの<農薬散布のアルバイトから離れなさい>という判断が表裏一体のものであったと思うからです。

    農薬散布会社が芝生の消毒に用いた農薬は<パラチオン製剤>の一種でしたから・・・。 パラチオンは稲作には使用が禁止されていますが、芝生には使用が禁止されていません。 ゴルフ場の緑の芝生は、強烈な<パラチオン製剤>がもたらしたものです。



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