2023/07/09

今年はじめて稲鳴を聞く・・・

    今朝、棚田のコシヒカリの田の草刈りをしているとき、稲の葉と稲の葉が擦れ合って生じる音、<稲鳴(いなり)>を耳にしました。

    その音は、メス狐の鳴き声と同じ・・・。 私がメス狐の鳴き声を耳にしたのは、日本基督教団の牧師になるために鶴川学院農村伝道神学校で勉学していたとき、夏期伝道実習で、美濃の白川にある教会でひと夏を過ごしたことがあります。 そのとき、隣村で映画鑑賞会があるというので、その教会の牧師家族やCSの子供たちと一緒に夜道を歩いてでかけました。 そのとき、こんな鳴き声が近づいてきてまた遠ざかって行きました。

    シャンシャン
シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン シャンシャンシャン

    そのとても澄んできれいな鳴き声を不思議に思って、CSの子供たちに、<あの鳴き声は何の鳴き声?>と尋ねますと、CSの子供たちは、<先生、あの鳴き声、知らないの? あれは雌キツネの鳴き声だよ>といいます。 それで、私が、<きつねって、こんこんとなくのではないの?>と更に尋ねますと、子供たちは大笑い・・・。 <先生、何も知らないんだね。キツネはこんこんなんてなかないよ!  今の鳴き声は、雌キツネが近寄ってきて遠ざかっていくときの鳴き声だよ! >と教えてくれました。 そのときが、雌キツネの鳴き声を聞いた最初で最後ですが、 2013年4月に日本基督教団の隠退牧師になり、妻のふるさと・湖南のあ赤津村に帰郷・帰農して、その棚田の田で有機・無農薬でコメ作りをはじめたとき、あの雌キツネと同じ鳴き声を耳にするようになりました。 それが、稲と稲の葉が擦れ合うときに出る<稲鳴(いなり)>・・・。

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