昨夜は, Access を使ったアプリケーションの開発方法について復習していました.
2013年4月1日, 日本基督教団の隠退牧師になる前に, 教会役員会の要請で,小さな教会の牧師の副業として, 情報処理関連の仕事をしていました. 依頼のあった仕事の内容は, 教会役員会で, 牧師の副業としてふさわしいものであるかどうかチェックされ, 許可されたものだけ関与することになっていましたので, おのずと情報処理関連の仕事にも制限がかかっていました.
なぜ, 教会役員会がそこまで牧師の副業を管理下に置こうとしたのか, それは, 日本基督教団ではない他の教団の牧師が, 副業として井戸を掘る仕事をされていたようですが, あるとき温泉を探し当て, その温泉を利用して, フランス料理の貝類の養殖をはじめ, 得た収入で温泉付き老人ホームの建設計画を立て, 大規模に資金集めをされたようです. 養殖場の開設時には, 山口県知事も列席されたとか・・・. 順風万帆の出発だったそうです. しかし, そのあとまもなく, 温泉のはずだった, 汲み上げた水が冷泉になり, 養殖のあために冷泉の水を温める必要が出てきて燃料費の高騰もかさなって, 経営難に直面, 温泉付き老人ホームははかない夢と消え, 経営難に直面した事業から撤退を決める出資者があいつぎ, あとには, その牧師と家族, 多額な借金だけが残ったとか・・・. 借金の取り立てで, 地面に土下座してあやまる牧師の姿は, 悲惨きわまりなかったと, 新聞記者の方々も話していましたが, ちいさな教会の役員会が, 牧師である私に副業を持つことを求めてくる一方, その副業の内容について, 経営規模について管理下におこうとしたのはそういうできごとが身近にあったためです. 結局, その副業は, 牧師である私と,隣市の市議会の事務局につとめていた, 教会書記の役員の方と連名で仕事をすることになり, まんがいちなにかあれば, その教会書記担当の役員の方が連帯責任を負うということで, 情報処理関連の仕事がはじまりました.
地元紙に, 日本基督教団の牧師が副業として情報処理関連の仕事をはじめたということが記事になった数日後, 私は, 某情報処理関連の会社の従業員のくるまにはげしく追突され,むち打ち症になってしまいました. 光市の警察署は, "単なる交通事故ではなさそうですから, 捜査しましょうか・・・?" と問いかけて来られたのですが・・・. 私の情報処理関連の副業も波乱万丈でした. 依頼された仕事が完了したとき, "あなたは牧師だろう. 私は, あなたの仲間に大損させられた. 今度はあなたが仲間の牧師にかわって大損させられる番だ!" といってプログラミング作成の報酬を受けることまなく, タダ働きになる・・・という事例が度重なり, 結局, そのおそれのない公共関係か,準公共関連の仕事を引き受けることになりました. 事情を知ったNTTとNHKの共同出資の人材派遣会社の担当者の方から, 山口県東部産業技術学校と山口県東部女性就業センターのパソコンの資格取得講座の講師を依頼され, 教会役員会は, 大賛成・・・. その後も, 民間企業ではなく, 公的企業・準公的企業でシステム開発の仕事をすることになり, 情報処理技術者試験 (シスアド・第二種:COBOLで受験) に合格したあとは, 山口県立田布施農業高校大島分校 (園芸科), 久賀高校, 岩国高校, 岩国総合高校などで情報教育アドバイザーの仕事をすることになりました.
そのころ, アプリケーションやシステムの開発は, dBase, RBASE, Paradox, 日本語データベース桐から Microsoft の Access に大きく転換していきました. どこのどのパソコンにも, Access がインストールされていましたので, データベース開発言語として, Accessを使うことが求められました.
そのころ身につけた, Access によるアプリケーションやシステムの開発法, その知識・技術に関する資料を昨夜, 再読していましたが, 中干しをした田に水をいれるとき, 乾いた田の土が急激に水を吸って行くかのように, そのころの, Access によるアプリケーションやシステムの開発法, その知識・技術がよみがえってきました.
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