Googleマップで町名・番地では検索されなくなった・・・

    昨日, ブドウ栽培に関する本を開いたとき, ブドウの送り状が出てきました. その住所を, Googleマップで確認したのですが, 以前, Googleマップでみた写真とまったく違う写真が表示されていました．

    それで不思議に思って調べたところ, 以前の Googleマップでは "町名・番地" で検索されたのですが, 現在のGoogleマップでは "町名" では検索できますが, "町名・番地" では検索できないことがわかりました. それで, 妻の実家の住所で検索してみたところ，地図上で正確に表示されないことがわかりました. 個人情報の漏洩や, 被差別部落の所在に関する情報の漏洩を防ぐための措置が取られたのでしょう.

    それで, 代替方法があるかどうか, チェックしてみましたが, 数分でその代替方法を見つけることができました. 地名に限らず, すべての情報は多層化していますので, 一層だけに対策をとっても多層化された情報を串刺しにすれば, 必要な情報はすぐ入手することができます. 学者・研究者・教育者・運動家・政治家はすぐ必要な情報を入手できるのに, 一般のひとはその情報を入手できない・・・. 日本の差別思想は, 学者・研究者・教育者・運動家・政治家によってつくられてきたことを考えると, インターネットにおける情報の制限だけでは, 差別解消にはつながらない・・・. もっと真剣に，こころある学者・研究者・教育者・運動家・政治家は, 表面的形式的な糊塗にとどまることなく部落差別完全解消のために真剣に尽力すべきです.