2024/10/03

"部落学序説" 執筆の資料をファイリングしなおすことに・・・

     郡山に出かけたついでに, 文房具店によって,A4で5cm厚みまでファイリングできる頑丈なファイルを10冊分購入しました.

    まず, 日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしていたとき, 西中国教区部落差別問題特別委員会の委員をさせられていましたが, そのとき, 同和教育の現場で同和教育の担当教師によって引き起こされた差別発言・差別行為に対して, 運動団体から, 差別性を指摘され確認会・糾弾会が開かれましたが,私も, 新聞各社の記者にまじって, 陪席を許され,資料も配布されました. それをまとめると, A4で5cm厚みのファイル1冊分になりそうです. 同和教育担当教師による部落差別事件に関する第一次資料です.

    同和教育 (・人権教育) の現場における差別事件の発生は, "もう過去のものになっている. 同和教育・人権教育がすすんだ現在では, 学校教師が差別発言・差別行為をすることはない・・・" ということが一般通念になり, 文字とおり, 差別発言・差別行為をすることは皆無になっている・・・,といいのですが・・・. "部落学序説" の著者である私は, その可能性はほとんどないと思っていました. 今も思っているし,これからも思い続けることでしょう. 理由は, 部落差別の根源にある差別思想 "賤民史観" は, 国民の間にすりこまれ洗脳されたままですので・・・. "被差別部落の先祖は賤民であった" というのは歴史の事実だと思い込み信じ込んでいる学者・研究者・教育者が多いからです. 彼らによって, 被差別部落の人々は,差別された賤民の末裔であるという認識が正当な教育内容として継承されていくからです.

    "精神分析入門" の著者・フロイトは, "歴史学者を信じていいとする根拠はなにか" という問いに彼らの研究が史資料に基づいていることを示唆していますが, フロイトは, その史資料  "これらの記録は全て, むかしの人々が・・・事実として信じてきたということを証明するにすぎない" といいます. フロイトは,"学問的な仕事に世俗的な思惑を介入させることに対して,絶対にこれを拒否する" といいます. 部落差別完全解消のためには左翼主義の差別思想・賤民史観を徹底的に取り除く必要があります.
   
  


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