10月18日 (土),棚田の田で作業中,休憩のため,ぶどう棚のぶどうの房を素手で収穫していたとき, ぶどうの汁を吸いにきていたスズメバチも一緒にもぎ取ったようで,そのときスズメバチに右手の人指指の第一関節付近を刺されました.
これまで経験したことがないような激痛に襲われ,私は,その場を離れてハチ毒を刺された傷口から絞り出そうとしました. 妻が家に戻ってアンモニア水をもってきてくれたので,それを患部に塗布・・・. しかし, 痛みは刺された右手の人差し指だけでなく, 中指・薬指にも広がって,ハチ毒が全身にまわってしまうことを恐れた私は,隣の隣村の医院へ・・・. 休診日の札が下がっていましたので,さらに隣の隣村の医院へ・・・. そこも休診日の札が下がっていました.あきらめて帰る途中,隣村の半澤医院が,金・土の2日間だけ開院していることを思い出し,途中寄ってみました. 幸い,東北南病院の医師の方がおられて,診察を受けることができました. ハチに刺された右手にふるえがきているのを見た医師は,アナフィラキシーショックの可能性があるといって,すぐ血圧を測定してくださいました.アナフィラキシーショックがあると血圧が急降下するのだとか・・・.しかし, 私の血圧は,いつもの血圧より高くその可能性がないということで, 救急車を呼んで,郡山の病院に転送することはやめたこと,24時間痛みが続くけれど, 注射・投薬はしないので,ひたすら患部を冷やしてくださいとの診断を受けました.
そのあと,スズメバチに刺された右手の指だけでなく,手の甲,右手首,右前腕まで腫れが広がり, 痛みとかゆみに襲われましたが,医師の指示通り,ひたすら患部を冷やし続けました.右手と前腕をタオルでまいてその上から水道の水をかけて,水を入れたビニールの袋の中に突っ込んで冷やし続けました.水があたたまるとすぐ痛み・かゆみがぶり返しますので,頻繁に水を交換しました.
通年でアレルギー症状のある私は, アレルギー症状を抑えるための市販の医薬品を何種類も備蓄しています.それで, 成分表を確認して,ハチ刺症に効果のある薬品成分をもっている第2種医薬品の目薬・点鼻薬・かゆみどめなどの市販薬を右手と右前腕に塗布しました. 夜,寝るときは水で冷やすことはできませんので,それらを利用しました.
そして,100時間後,右手の人差し指,甲.手首,前腕から,すっかり,腫れが引いて,痛みも痒みもなくなり,みかけも左手と同じ状態になっていました. 78歳の高齢者である私は,スズメバチにさされると,その毒が完全に抜けるまで100時間かかると知りました.妻の実家の棚田の田の東側の雑木林の中に大きなスズメバチの巣がありますが,スズメバチはめったなことではひとを刺しません.今回は,私の不注意によるハプニングでした.
雑木林の中や,土の中に,スズメバチだけでなく,アシナガバチやミツバチの巣もあります. また,野生のどんぐりの実もなりますので,クマが出没する場所でもあります. クマが,妻の実家の棚田の田の土手を掘り崩したり,温水田に落ちて慌てて外に逃げ出すクマの姿を目撃したこともあります. ここ4~5年は電気柵を設置していますので,クマが田の中に入ってくることはなくなりましたが, スズメたちにとって,取り残したぶどう棚のぶどうは大切な食料源になっているようです.
同棲同類している限り,ハチもクマも害虫・害獣ではありません. ただ,イノシシだけは,同棲同類の精神から逸脱している存在で,田畑を荒らされないように電気柵を設置する必要があります. 一度間違って,イノシシが侵入するのと同じ姿勢で電気柵の電線にふれたとき,ビリビリという感電ではなく, 棒であたまをたたかれたような,ドカーンという衝撃を受けました.一度それを経験すると,イノシシは, 電気柵の電線にふれることを避けるように思われます.
2025/10/23
ススメバチに刺されて痛み・痒みがとれるまで100時間かかった・・・
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ススメバチに刺されて痛み・痒みがとれるまで100時間かかった・・・
10月18日 (土),棚田の田で作業中,休憩のため,ぶどう棚のぶどうの房を素手で収穫していたとき, ぶどうの汁を吸いにきていたスズメバチも一緒にもぎ取ったようで,そのときスズメバチに右手の人指指の第一関節付近を刺されました. これまで経験したことがないような激痛に...
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1948年生まれ。出身地は、岡山県児島郡琴浦町、当時は、塩田と学生服の町でした。琴浦西小学校・琴浦中学校・岡山県立児島高校普通科出身。神学校は、鶴川学院農村伝道神学校。高校を卒業した後の職業は、大阪府職員、岡山県倉敷式の某医学研究所付属病院で臨床病理検査、さらにその後、専門商社に...
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歌会始の歌を聞きながら, 私も1首・・・. 夢という言葉を使ってはいませんが・・・. 吉田 永學 ふりかえり 歩みし道に悔いはなし 主のみことばに 従い歩めば 子供の頃から, 歌心・詩心の少ない私は, 俳句・和歌・詩をつくることが大...
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