2025/10/29

"入眠時幻覚"の老化現象・・・

    ひとは歳をとると,身体だけでなく精神においても老化がはじまります.

    "夢" か "幻" か・・・.

    私のこどものころから現在まで,毎日続く "入眠時幻覚" と"覚醒直前幻覚"の機能も,歳をとるにつれて,低下していっているようです.

    日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしているとき,教会役員会の要請で副業をもつことになり,情報処理関連の仕事に従事してきましたが,  
42歳,男の厄年に,日本語ワードプロセッサーのインストラクターとデータベースシステムエンジニアの資格を取りました. そして, 50の手習いとして, 情報処理技術者試験のシステムアドミニストレーターと第二種情報処理技術者の試験に1回で合格しました.

    その頃までは, 私は, 見たい夢を見ることができました. 寝る前に,"こんな夢を見たい" と思いますと, 私の願望に応じた夢を見ることができました.ある意味,自分の見る夢をコントロールすることができました.

    しかし,65歳になり,"高齢者" の仲間入りをするようになって,見たい夢を見ることができる能力は完全になくなってしまいました. 最近は, 農作業に関する夢を見ることが圧倒的に多い.今朝も,棚田の田で稲刈り鎌で稲を刈っている夢をみました. その夢をみながら, "おかしいな・・・. 稲はもうかってボウガケしているので,刈り残した稲はないはずだけれど・・・"と思った瞬間目が覚めました."高齢者"になってからは, 百姓暮らしに関係した卑近な夢・幻が多い・・・.  

    夢や幻をみる能力も老化の浪にさらされるようです. 

    聖書のことばのなかにこのようなことばがあります.

    "若い人は幻を見,老人は夢を見る" 

    "入眠時幻覚" と"覚醒直前幻覚" を日々みている私は, まだ若さと老いとが共存しているのかもしれません. 精神の病理現象ではなく,健全な精神のしるしであればいいのですが・・・.



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