2025/10/27

朝9:30-11:00 会津身知らず柿の収穫・・・

    朝,雨が降っていました.

    妻は, "雨が降っているので,身知らず柿の収穫はしません・・・" と話していましたが, 9:00を過ぎると雲間から青空が見え始めました.

    私が, "青空が見え始めたので, 身知らず柿を採りに行かない?" と妻に尋ねると,妻は,"西の空はまっくろな雨雲に包まれてるわ.今日,身知らず柿を収穫することはできません"といいます. それで,今日,身知らず柿を採るのを断念しました.

    今朝のテレビニュースで,"山のクマ" が "里のクマ" になるのは, 里に,誰も実を収穫しない柿の木がたくさんあり, それを食べることができるようになったから,クマはそれを食べて生きながらえることができて,冬眠しないで済むようになったから・・・, と報道されていました.2011年3月11日の東日本大震災と原発事故による放射能汚染にさらされて, 柿も汚染されているので,柿を食べないようにとニュースが流されていました. なかには, 人が食べることができない,
"ごんぞうが柿" になった柿の木もありますが, カラスや野生動物の冬の餌になります.

     朝の他のニュースでは,こんなニュースも流されていました. "26日午前10時15分ごろ, 南砺市山本の民家敷地の柿の木の実を採っていた70代女性がクマに襲われ, 頭部右側や右腕をかまれた."  

    妻の実家の段々畑の柿の木,小枝の森のクマの散策ルートにあります. これまでにも何度も段々畑でクマの姿を見たことがあります. 妻が, ひとりでみしらず柿を収穫するとき,万が一,クマに襲われても行けないので, 妻がみしらず柿の収穫に出かけるときは,必ず同行しようと思って, 妻に語りかけていたのですが, 妻は,今日,身知らず柿を収穫するつもりはなさそうなので,農機具の小屋の片付けをすることにしました.

    すると, 突然,妻が,"あなた, 身知らず柿を採りに行くわよ!" と元気な声で語りかけてきました. "秋の空と女心は変わりやすいというけれど,文字通りそれね・・・"と妻に語りかけますと,妻は, "秋の天気が目まぐるしく変わるのですから, それに応じて農作業をしないといけないの!"と話していました.

    今年は,昨年より少しく収穫量が少なめ・・・.    100個ほど,収穫かご2.5杯分収穫しました. 畑の土の近くや草に埋もれた枝の柿は20個のためまに残して置きました.カラスがくちばしでつついたあとや,かぶりついたあとがありましたので・・・.

    カラスやタヌキがやってきた形跡はいたるところにありましたが, クマさんがやってきた形跡はひとつもありませんでした.

    これまでの経験では,農産物の被害は, 野生動物の被害より, "ここらのもん" である "プロの農家" に盗まれる被害の方が大きい・・・. 盗んだ農家に抗議すると, "盗られて悔しいんなら, おめえも他の農家のところにいって盗んできたらええべえ! それであいこだべえ!" と居直るのが常・・・.

    毎日毎日,テレビのユースで,クマによる住民被害が発生したと報道されているのに,どうして, 妻と私の耳に,クマの目撃情報が入ってこないのでしょう? 今年は, 農道を軽トラで走っているときもクマに遭遇することはありませんし, 田畑にやってくるクマの姿も見たことがありません.

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