2022/07/10

社会主義的倫理の3つの基本思想・・・

法哲学者・ラートブルフのいう<社会主義的倫理の三つの基本思想>・・・

1.Kameradshaft(朋党関係)
2.Gemeinsinn(共同精神)
3.Arbeitsfreude(労働の喜び)

<共同精神・・・これはまた社会的感情と言ってもよい。この感情は行為の各瞬間において、単に人間の人間に対する近接作業についてばかりではなく、社会の全体、社会の秩序、したがってまた万人の福祉に対する遠隔作用についても自分に責任があると意識する。・・・この共同精神は祖国愛の最も高貴な部分である。・・・祖国愛もまた三つの様態がある。すなわち郷土感情と国民意識と共同精神がこれである。>

現在のロシア大統領プーチンに著しく欠落しているのは、この<社会主義的倫理の三つの基本思想>・・・。ロシア大統領・プーチンは、ウクライナに対する侵略戦争において、ウクライナの、ひいてはロシア自身の<社会主義的倫理の三つの基本思想>を軍靴に踏みにじってしまった。ロシア大統領・プーチン、ラートブルフがいう<より高次の目標をもたずに自分の法則をただ自分自身だけから引き出そうとする意志は、ますます多くを望むことができる意志、自分だけの意思の領分をあくことなく拡張しようとする意志、――すなわち<権力への意志>たりうるにすぎない。意志というものは、より高い共同体と、自分が努力して追究する何かの仕事とによって、内容と方向とを与えられないかぎり、自分自身のまわりを無意味に空転するよう宣告を下される>。

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