2024/10/08

高年者, 差別と人権・・・

    磯村英一・一番ヶ瀬康子・原田伴彦編 "講座 差別と人権 7高年者"・・・.

    日本基督教団の隠退牧師であり76歳の私と,69歳の妻,それぞれ "高年者" の範疇に入っていますが, 老人差別・高齢者差別・高年者差別の対象になっているようです.

    2013年4月1日に,日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家のある郡山市湖南町赤津村に帰郷・帰農しましたが,  老人差別・高齢者差別・高年者差別を受けているという認識はほとんどありません.

    湖南町赤津村は, 純然たる農村的地域社会で, 1軒をのぞいて, すべての世帯は農家 (専業農家・兼業農家であるプロの農家)・・・. 1軒というのは, 赤津村の中で一番小さな農家といわれる妻の実家・・・. 田畑は4.6反しかなく, 5.0以下は湖南農協の組合員にも準組合員にもなることはできません. コメ作り野菜作りに必要な種苗や肥料などの資材も入手することはできません.その赤津村も, 高齢化・過疎化の波に飲み込まれ,限界集落に近づいています. 妻と私を, "よそもん" として排除疎外, いやがらせをして赤津村から出ていくように仕向けているのは, "ここらのもん" である高齢の農家・・・. "よそもん" の高年者に対する "ここらのもん" である高年者の差別言動・・・. 人間の歴史はじまっていらい人間が抱えているアベル (遊牧民) とカイン (定住民) の問題・・・. 古くて新しい未解決の問題・・・.

    磯村英一・一番ヶ瀬康子・原田伴彦編 "講座 差別と人権 7高年者" は出版された年の高年者問題と40年前の高年者問題を比較検証していますが,  磯村英一・一番ヶ瀬康子・原田伴彦編 "講座 差別と人権 7高年者" が出版されてから40年後の高年者問題を比較検証しようとしている私は, 80年前、40年前, 現在の時の流れの中で,高齢者である妻と私の生き方を模索しようとしています. 人間はすべからく歴史的存在,時間的存在ですので・・・.

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