最近よく読む本は,
教育学
戦後教育史
中学社会科指導法の批判的研究
教育と精神分析学
教育と心理学
いずれも, "部落学序説" (データベース) の "第7章 同和教育批判" を展開するためですが, "同和教育" という特定の分野に関与する前に, "教育" 全般について, 私の "教育" に対する "前理解" を明らかにして, 教育と教育学研究の動向を把握, "同和教育" の左翼主義的変更にからめられることなく, "部落学序説"の目的とする部落差別完全解消のための提言をより強固にしていくためです.
"権威" に対して忠実な私ですが, それは, その "権威" が, 聖書の教えに適った "権威" であるとき・・・. その "権威" が, たとえ文科省・法務省のものであっても, 文科省・法務省とその傘下の機関が左翼主義思想に洗脳されたものであるかぎり, その "権威" に対して批判的になるのは当然・・・.
同和教育の現場で起こる教師による差別発言・・・,フロイト著 "精神分析入門 第1部錯誤行為" で, フロイトは, 他者から差別発言であると指摘されたとき, 指摘された人は, 無意識・無自覚に出た言葉,差別的意図はなかった, 言い違い,偶然の過ちに過ぎない・・・などと自己弁明するのが常ですが, フロイトは 差別発言における "無意識" を認めない・・・! 差別発言はいなかる差別発言であったとしても, そのひとの差別的意識のあらわれであると主張します. フロイトの説が, 学者・研究者・教育者によって酷評されるのは, フロイトの説が, "反差別教育をしている"と自負する学者・研究者・教育者をも切り刻むことになる両刀の刃になるからでしょう.
フロイトの "精神分析入門"・・・, 錯誤行為 (差別発言を含む) の無意識発生説を全面否定するフロイトの説をまともの読んだことがあるのでしょうか・・・? 私も, フロイトに対して誹謗中傷・罵詈雑言をあびせる学者・研究者・教育者の言説の影響を受けていたことは否めません. 今回, フロイト著 "精神分析入門" を読み直していて,その "プロレゴメナ" (序説の一つの意味) 的性格にこころ惹かれました.
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