2024/10/06

KUBOTAのバインダーでイネを刈る準備・・・

    今日は, 午前9:00‐12:00, 農機具の小屋からKUBOTAのバインダーRJN25を取り出して整備点検・・・, 軽トラに乗せて, 棚田の田の農業用ビニールハウスの中に格納しました.

    そのあと, はえぬきの田の4角を, 稲刈り鎌で手刈り・・・. バインダーRJN25は, 湿田用のバインダーなので,刈り入れしたあとの稲株の上を走りますので,少々ぬかるんでいても問題なくイネを刈り取ることができます. しかし, Uターンするときに, 田の土の中にのめり込んでしまいますので, Uターンする場所にコンパネを敷いてその上でUターンすることにしています.

    妻とふたりで農道側のはえきを稲刈り鎌で手刈りをしているのを見た,軽トラに乗ってきたプロの農家の方が軽トラをとめて下りてきて田の中に入り,妻に, "そんなんじゃだめだ.鎌かしてみろ,稲刈りはこうやってやんだ・・・" と実践指導を始めました. "刈ったイネを束にするときは, 扇形にひろげやすいようにしなきゃなんねえ!" と指導するプロの農家の方がお手本として示した稲刈り法・・・,ほとんど扇形になっていない.どうやら,あたまのなかで思っていることと,実際に手で草刈りをすることとの間に, 大きなズレがあるようです.

    そのプロの農家の方,コシヒカリの田の角の稲刈りをしている私の方に振り向いて,"違う! 違う! 稲刈りはこうやんだ!" といって私にも実施指導をはじめました.私は,ひめのもちのボウがけをゆびさしながら,"ボウガケするために,イネを束ねています" と説明しますと,"きちんと穂が扇形になってんなあ・・・. これでええんだ. コメ,実ってるでねえか! 寝かせねえで実らさせてんだなあ! 上手につくってんな! 今年は,みんな寝かせて苦労してる・・・!" と言い残して,軽トラに乗って去って行かれました.  

    その農家の方,病気をして,コメ作りをやめて10年になるそうで, 10年ぶりに稲刈り鎌を持ってイネを刈ることができたと喜んでいました.

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