筆者が、梅の木のある畑の草を鍬で削り取っているとき、妻が、<あなた、カエルさんん、まだ土の中で眠っているから、深く鍬を入れたらだめよ・・・!>といいます。筆者、<わかってる! 土の表面を鍬で削り取って除草しているだけだから・・・>と答えました。
日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしていたとき、教会員のおばあさんで、笠戸島の農家出身の方が、<教会の駐車場跡地を開墾して、ミニ菜園と花壇にしましょう>といって、開墾方法を教えてくださいました。教会の道路際にあった、メタセコイアの大きな木の切り株と根っこを、そのおばあさんと、筆者と妻の3人で全部掘り起こし、道路と隣家の庭の間に貝塚を移植して垣根をつくり、その中に、キンモクセイ、ギンモクセイ、ヒイラギモクセイなどのいい香りのする木を植えて、ちいさな森をつくったことがありますが、その小さな森は、渡り鳥の休憩地になりました。そのちいさな森の珍客は、ペリカンでした。
そのとき、教会員のおばあさんから、<開墾>の知識・技術を教えていただきました。草取り法も・・・。除草する草の種類に応じて、つまみ取り、ねじり取り、はさみ取り、引き抜き、根切鎌を使った除草法・・・。基礎の基礎から、除草法を教えていただいたので、筆者も妻も、いまだにその教会員のおばあさんから教えられた除草法を実践しています。
2023/03/30
カエルさん、まだ眠っているから・・・
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