2023/03/24

『観聖寺文書』を解釈するときの体裁を決める・・・

 昨夜、雨音を聞きながら、『観聖寺文書』のひとつを読んでいました。そして、Word2019 を用いて、原文・訓読・訓文・語釈・釈文・考説の順で、古文書を解読するための書式を設定しました。

Googleドキュメントは、英文 WordProcessor なので、横書専用のワープロです。しかし、Word2019 は、日本語ワープロにも対応していて、縦書きで、入力・編集・印刷が可能ですし、古文書を1字1字ていねいに活字に変えて行く作業には、原稿用紙で表示されるので便利です。

原文:原文を写真にとって、パソコンの画面で表示、適切に拡大しながら活字にします。
訓読:筆者の原文の読み方を記します
訓文:かな漢字まじりの読みやすい文語文章にします。
語釈:近世の用語をひとつひとつていねいに説明します。
釈文:原文を口語文章で表現します(意訳)
考説:原文の歴史的意味、筆者の解釈を明らかにします。

古文書のくずし字をただ活字に置き換えるだけでよしとせず、一連の古文書解釈作業を行いますと、その古文書の背後にある歴史・文化、先祖の歴史の足跡と生き方をよりよく知ることができます。

無学歴・無資格(Academic Outsider)の筆者、歴史研究や古文書研究の門外漢でしかありませんので、その解釈法は稚拙極まりないものがありますが、筆者の解釈を読んで検証・指導してくださるのは、真言宗観聖寺の跡地に住み、その宗教遺産を継承しておられる長野の吉田さんだけ・・・。その結果は、妻と、筆者の岡山の妹に口頭でつたえますが・・・。

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