岡山に住んでいる姉がなくなった知らせを読んで、時間が経つごとに、その事実の重みが、筆者のこころに堪えるようになってきました。
姉について、いろいろ思い出されることがたくさんあります。筆者、生まれたときから病弱であったため、姉からいろいろ世話を受けました。それが、ひとつひとつ思い出されてきて、なつかしさとさびしさが入り混じったような思いに包まれています。
ものごころついたころ、姉から、海ほおずきの吹き方をならったことがあります。なかなか上手に吹くことができないわたしに、ていねいに教えてくれたのですが、海ほおずきを吹くことはできませんでした。よく、姉にたのまれて、近くの貸本屋さんまで、姉が予約していた貸本を取りに行ったことがあります。その時姉は、<みっちゃんも、まんが2~3冊借りてきていいから。>というので、<とんちとんざえもん>シリーズを第1巻から読んだことがあります。そのとき、姉から、ひらがなを読み方と、よみを振った漢字の読み方を教えてもらいました。<とんちとんざえもん>の内容は、テレビアニメの<一休さん>の内容に酷似している話がほとんどでした。わたしは、テレビアニメの<一休さん>は、<とんちとんざえもん>の焼き直しではないかと、ずっと思ってきましたが、とうぶん、姉にまつわる、いろいろな思い出が筆者のこころを専有しそうです。
岡山の妹が、姉の家をたずねて、姉のご主人と少しく話をして帰ってきて、わたしに電話を入れてくれました。ご主人は、とてもしっかりしていて、姉と一緒にとった写真がいっぱいおさめられたアルバムを取り出して、思い出話をしていたとか・・・。
2023/03/20
姉がなくなった知らせを読んで・・・
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