2025/03/15

有機・無農薬栽培のコシヒカリの栽培は3月中旬の浸種から11月中旬の籾摺りまでの8ヶ月を要します・・・

    標高550mの湖南高原の棚田の,妻の実家の田における, 有機・無農薬栽培のコシヒカリの栽培は, 3月中旬の浸種から11月中旬の籾摺りまでの8ヶ月を要します.

    自然にまかせて,ゆっくり育てますと, それくらいの日数がかかります. 発芽器・育苗器・農薬・除草剤・化学肥料などは一切使いません. 使うのは苦土石灰などの土壌改良材と発酵鶏糞,油かすだけ・・・. コメ作りに使っている農機具は,

    ・耕耘:KUBOTAのブルトラB6001
    ・管理機:KUBOTAのTRS-70US
    ・代かき:自家製の入浜塩田式整地板
    ・田植機:KUBOTA3条植乗用田植機EP3
    ・草取り:手押式田の草取機, 自作の各種田の除草器
    ・草刈機:KUBIOTA
    ・刈入:KUBOTAのバインダー1条刈RJN25
    ・乾燥・自作のボウガケセット
    ・脱穀:KUBOTAのハーベスタHH701 
    ・籾摺り:
家庭用籾摺機・ミニダップFS20 
    ・格納:KUBOTAの玄米保冷庫(30kg玄米✕21袋格納可)

    日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしていたとき,妻のふるさと・湖南に帰郷帰農したとき, 田4.0反,畑0.6反で, コメと野菜を栽培するのに必要な農機具を,KUBOTAの柳井営業所の方に教えていただきました. 帰郷・帰農しても, 栽培面積を増やさないという前提での機種選択です. 妻の実家のおとうさんが, "営農資金を残しておいてやるから,KUBOTAの湖南営業所で買え!" と話していましたので, 農機具はすべてKUBOTAの湖南営業所で購入しました

    妻と私の素人百姓のコメ作り・野菜つくりは, "会津農書" と "KUBOTAの農機", 妻と私の身の丈にあった "各種農具",援農ショップ・グラントマトの種子・苗・有機肥料などの "農業用資材" で成り立っています.  今から340年前の "会津農書" の農法を現在化できるのはそれらのおかげです. 日本のコメ作り3000年の歴史の中では, 340年前はつい最近のこと・・・.


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種籾を浸種した桶の水温の積算温度・・・

    下のグラフは, 会津の篤農家・佐瀬与次右衛門さんの "会津農書" に従って,彼岸の中日3月20に浸種したコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの桶の水温の積算温度をグラフ化したものです.  浸種するときの水は水道水を使っていますが, 種籾を浸種した桶の水温は...