夜の雨で,今朝積もった雪はすべて解けてしまったようです. これまでに積もって凍てついた雪はそのままですが・・・.
積もった雪はいつかは解けるのですが, "ここらのもん" の "よそもん" に対する排除・疎外の言動はいつまでたっても解ける気配はなさそうです. 2013年4月1日に帰郷・帰農して13年になりますが, 執拗ないやがらせを前に,妻も私も, "ここらのもん" とは無関係に生きていくことに決めました.
妻と私は,年金暮らし&百姓暮らしなので, "ここらのもん" との経済的結びつき,たとえば雇用関係などは一切ありません. 賃借関係もありません. 農作業に関して他者に依頼することもありません.
妻の実家のおかあさんは, "日頃から付き合っていないと, 味噌や醤油がなくなったとき貸してもらえなくなる" と心配していましたが, 味噌や醤油は, 郡山でまとめて調達しますので, 問題はありません. たとえなくなったとしても,会津若松市のコンビニまで片道12~3分, 軽トラを走らせれば入手できますので, "倍返し" が前提の "ここらのもん" とのやりとりは一切しません.
それに, 高齢化・過疎化する一方の湖南には, スーパーもホームセンターもドラッグストアも1軒もありません. 八百屋も雑貨屋も薬局も1軒もありません. あっても, 品数が少なく,必要なものを入手することは不可能です. "ここらのもん" は, "食材の宅配" を利用していますので,時間をかけて郡山まで食材を買いにでかけることはないようです. "ここらのもん" はみんな同じものを食べ,同じように考え,同じように話し,同じように暮らし,同じように生きて行っているようです.
"よそもん" の妻と私は,自給自足用に有機・無農薬でコメと野菜を栽培, 味噌と醤油は常に予備を貯蔵・・・. 妻の実家の棚田や段々畑で栽培した有機・無農薬の野菜は, 高齢化して野菜をつくることができなくなった湖南の農家のために, 野菜直売所・湖南四季の里で, 安価にいいものを提供しています. 妻の作った野菜を食べた "ここらのもん" であるリタイアしたプロの農家は,"あんたがつくった野菜は美味えなあ, 昔食べた野菜と同じ味がする・・・" と喜んでくださいます.
"よそもん" としての生き方を徹底しますと, 逆に, "ここらのもん" とこころを通わす機会が増えてくることもあるようです. 野菜直売所・湖南四季の里は,"よそもん" の百姓と,"ここらのもん" であるリタイアした農家との接点・交流の場になります.
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