日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をいていたときは、筆者は、本業の牧師と副業の情報処理の、Double Work の日々でした。
教会員の半数が被差別部落出身者とその関係者である教会は、理解し難い現象が、筆者と妻に繰り返し襲ってきましたが、彼らの、<教会の牧師が、被差別部落出身の教会員に献金を求めるのは、被差別部落の教会員から搾取する差別行為に等しい>との主張で、献金がストップされたのを契機に、彼らが教会を離脱したあと、あとの残った教会役員会は、筆者に、副業をもつことを求めてきました。それから、筆者は、日本基督教団の隠退牧師になり、山口の地を離れるまで、本業の牧師と副業の情報処理の、Double Work に従事してきました。
今は、Double Work が一般的になりつつありますので、牧師が、Double Work の行き方をしていても問題視する必要はないと思われますが、その当時は、西中国教区の先輩牧師たちからは、<牧師が副業を持つのは、牧師であることに失敗した印であり、我々の仲間ではない>と強弁され、牧師会からも排除されてしまいました。
情報処理関連の仕事は、プログラミング、システム開発から、山口県東部高等産業技術学校や山口県東部女性就業センターの情報処理、資格取得講座の講師をしていましたが、山口県立高校で情報教育アドバイザーをしていた3年間を含めると、13年間<教育>に従事していたことになります。これは、 Double Work ではなく Parallel Work の状態・・・。
また、収入とは一切関係はありませんが、部落差別問題と取り組み、山口の未指定地区の聞き取り調査・・・なども考慮にいれますと、筆者の人生は、Parallel Carrier の人生・・・。日本基督教団の隠退牧師になったあとは、4.6反の田畑で有機・無農薬で米と野菜を栽培する百姓・・・。Parallel Carrier にますます箔が付いてきているようです。
2023/03/04
Double Work の日々・・・
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