夜、『観聖寺文書』を、寝室のWindows11Proのディスクトップパソコンのディスプレイ右半分に表示させ、左半分の、原稿用紙タイプのエディタを使って、崩し字を活字にしていく作業をしていました。
ディスプレイとキーボードの間には、『古文書字叢』を開き、筆者の右側には、『音訓引き古文書字典』を置いての作業です。日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたとき、徳山市立中央図書館の郷土資料室で、山口県立図書館の研究員の木下先生が、古文書を読みながら、ワープロにそれを入力していく姿を見学させていただきました。いつか、筆者も、木下先生のように、古文書を読んでそれをワープロに入力していくことができるようになればいいのに・・・、と思い続けてきましたが、それから15、6年、筆者、75歳にしてやっと、夢が叶い、古文書を読みながら、ワープロに打ち込んで活字化することができるようになりました。
無学歴・無資格(Academic Outsider)の筆者、人生の晩年になって、身につけたのは、入浜式塩田で海水を温める方法を転用して、標高550mの湖南高原の棚田の田で、有機・無農薬でコシヒカリを栽培できるようになったこと、近世文書を読むことができるようになったこと、English Writing の知識・技術をみにつけることができたこと・・・。人生、まんざら捨てたものではないようです。
2023/03/15
『観聖寺文書』の活字化作業をはじめる・・・
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