今朝, 棚田の田の様子を見に出かけた妻が, "あなた, 今日もイノシシに荒らされているわよ!" といいますので, 昨日工事した個所を補強するために資材を持って出かけました. 妻がイノシシが掘り起こしたと思われる穴を埋め直している間, 私は, 電気柵の電線を補強する作業をしました.
電気柵の電線を張り終えたあと, 電気柵の電源のスイッチをオンにしましたが, テスターで測定しても通電が確認できません. 本体は送電しているとの赤いランプが点灯するのですが, すぐそばの電線には電気が来ていません. それで, 電気柵の電線をすべてチェックしてみました. すると, 昨日あらたに張った電気柵の電線が1か所切断されていました. 2か所で電気柵の支柱の下側の碍子が上に持ち上げられて, イノシシが入りやすくされていることに気づき, それを補修しました.
しかし, それでも電気柵の電線に電気が流れていません. テスターを交換して通電しているのかチェックしてみましたが, やはり電気は流れていません. それで, まさか・・・, と思って, なにとなく違和感を感じて,電気柵の本体と電気柵の電線をつなぐ線を結んで上から絶縁テープを巻いているところの絶縁テープをはがしてみると, なんと2本の電線が切り離されて上からそれがわからないように絶縁テープを巻き直していることが分かりました.
妻, "イノシシがいくら賢いと言ったって, これはイノシシの仕業ではないわ! 長靴をはいたイノシシのいやがらせよ!" と怒っていました. "また, 病気がはじまったのね!" とあきれ顔・・・. 帰りに, 農道を走って, 棚田の上の田を見て回りました. いたるところに, イノシシが田の土を掘り起こしたあとが広がっていました. イノシシの大半の群れは, 妻の実家の棚田の田の前の農道を素通りして, さらに棚田の上方の田を掘り起こしているようです.
0 件のコメント:
コメントを投稿