2024/03/09

痛めつけられた精神は、人をして外国語を学ばせる・・・

    痛めつけられた精神は、人をして外国語を学ばせる・・・

    高校1年生のとき, 高校からの帰り道にある公民館の主事の方にすすめられて読み始めた "アミエルの日記" の1節です. 

    私は, 中学1年生のときに父から譲り受けた新約聖書を読んで, そのことばに耳を傾けるようになりました. しかし, 高校3年生のとき洗礼を受けた Sweden Covenant Mission の教会では, "貧乏人の息子" と排除・疎外され, 日本基督教団の牧師になってからは, 無学歴・無資格 (Academic Outsider) どこの馬の骨かわからない存在として排除・疎外されてきました. 人生を振り返ると, 結局, 妻と私の2人旅・・・. 

    日本基督教団の隠退牧師になってからは, 妻のふるさと、東北福島の奥羽山脈のふところに抱かれた会津の山村での遁世暮らし・・・. 会話をするのは妻とだけ・・・. そして,それ以上に, 英語と接する機会が格段に増えました. 英会話は独習してはいないので, 日常生活の言葉が英語に置き換わることもしばしば・・・. アミエルの, "痛めつけられた精神は、人をして外国語を学ばせる・・・" という言葉は, 真実であるとますます確信させられています. 

    毎朝通読している ”英訳聖書” (NEB)・・・, 別の響きをもって, その言葉が耳と心に沁み込んできます. 私の, 種々雑多な思いをそぎ落としながら・・・. そういえば, 私は, イギリスの宣教師にもアメリカの宣教師にも, 誰ひとりあったことがない・・・. 会ったことが無ければ、いい思い出もなければ悪い思い出もない・・・. 英語は, この世の旅路を歩むときの天路歴程の言葉なのかもしれません.  

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