2024/03/24

水ぬるむ春・・・

    浸種用おけに種もみを浸種していますが, 毎朝, 水を交換することにしています. 

    今朝, 庭の水道から浸種用おけを設置している農機具の小屋までホースをはわせて, 水道の水を直接入れました. そのときの水温計の温度は9℃・・・. 水温む春、という言葉がぴったりするような水温でした. 今日で浸種開始から4日目・・・. 播種をするのは, 浸種開始から30日後, 播種予定日は自動的に4月20日になります. そのあと, 葉齢が5.0になるころ田植えをすることになります. 自然発芽・自然育苗ですので, 田植えは, 5月の終わりころから6月の初めころになります. 

    彼岸の中日に種もみの塩水選・温湯消毒・浸種をしますと, そのあとは, 主なる神さまが育ててくださるので, 妻と私は, 自然に従ってできる限りのことをするだけです. コメを収穫するのになにをしなければならないのか, 何ができるのか, イネそのものが多くのことを妻と私に語りかけてくれます. 大切なのは、湖南の赤津村のプロの言葉に耳を傾けるより, コシヒカリやはえぬき、ヒメノモチのイネの声に耳を傾けること・・・. 湖南のプロの農家のほとんどは化学肥料・農薬・除草剤を多用して従来型の稲作ですが, 妻と私は, 有機・無農薬栽培の環境保全型稲作です. 

    妻と私は, 化学肥料・農薬・除草剤を多用して従来型の稲作をしている, 純然たる農村的地域社会にあっては, "ここらのもん" である湖南のプロの農家の目から見ると, "農薬一つ、っ除草剤一つ, 使い方を知らない" 典型的な "バカ農家" 以外のなにものでもないようです. 今年も, 妻と私の "バカ農家" 全開することに・・・! 


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