ウィトゲンシュタイン著 "哲学宗教日記 1930-1932 / 1936-1937" ・・・.
私がこれまで読んだ哲学者の日記は, "アミエルの日記" だけ・・・. 岩波文庫全8巻の "アミエルの日記" ですが, 数冊の他の翻訳本ももっています. "アミエルの日記" は, 青年時代からなくなる直前までの日記が記されています.私は, 誕生日毎に, アミエルの私と同じ歳の日記を読むのが常でした.
それと比べますと, ウィトゲンシュタイン著 "哲学宗教日記 1930-1932 / 1936-1937" は, 数年間の日記に過ぎません. "アミエルの日記" のように, 哲学者の人生そのものを推察できるような日記ではなく, ウィトゲンシュタイン著 "哲学宗教日記 1930-1932 / 1936-1937" は,ウィトゲンシュタインの限定された時期の日記でしかありません. それでも, 岩瀬書店でこの文庫本をみつけたときは,迷わず購入することにしました. パスカルの "パンセ" を読むように読むことができるのではないかと思ったからです.
体系化された思想・哲学としてだけでなく, 断片的な哲学的考察も, 無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私には学ぶところが多い・・・.
"私には何かがはっきりするまで異常なほど長い時間がかかる・・ それゆえ途中ですばやい決断をしなければならないような場合には,おそらく私はまったく役にたたない・・・" (哲学宗教日記)
2025/03/04
ウィトゲンシュタイン著 "哲学宗教日記 1930-1932 / 1936-1937" を読みはじめる・・・
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ウィトゲンシュタイン著 "哲学宗教日記 1930-1932 / 1936-1937" を読みはじめる・・・
ウィトゲンシュタイン著 "哲学宗教日記 1930-1932 / 1936-1937" ・・・. 私がこれまで読んだ哲学者の日記は, "アミエルの日記" だけ・・・. 岩波文庫全8巻の "アミエルの日記"...
-
猪苗代から戻ると、筆者と妻、すぐ着替えて農作業をはじめました。 妻は、段々畑の梅の木のある畑に作付けしたキュウリとインゲンの支柱のネット張り・・・。筆者は、棚田のひめのもちとはえぬきの田の草取り・・・。午後1:30~4:00、市販の農具を改造してつくった <水田熊手>型草取り器を...
-
今朝、読んだ『英訳聖書』(NSRV)のことば・・・。 I have also seen this example of wisdom under the sun, and it seemed great to me. There was a little city with fe...
0 件のコメント:
コメントを投稿