『部落(1〜200号)総目録』の<『部落』誌復刻の意義>を読みました。雑誌『部落』とはなにか?
雑誌『部落』は、そのときどきの部落問題の状況を写しだしている”鏡”
雑誌『部落』のなかに、戦後の部落問題の歩みが凝集されている
机上の研究ではなく、生きた差別の現実とかかわらせながら進められてきた
日本における科学的な部落問題研究の事実上の出発点
そこには、部落解放運動や同和教育運動、そして部落問題研究や同和行政のそのときどきの関心が、誌面の上にくっきりと写しだされている
『部落』の誌面をかざった論文・論考・記録・手記などが、第1級の資料的価値をもっている
部落問題にとりくむ、すべての人々の「宝庫」
部落問題全般にかかわる第1級の資料
<部落史研究の門外漢である、無学歴・無資格(Academic Oursider)のあなたに、部落の歴史をしらべてもらっても何の意味もない。無学歴・無資格(Academic Oursider)のあなたのいうことなど、誰も信用しない。その証拠に、あなたがブログで『部落h学序説』を書いても、だれも賛同しない。四方八方から批判されているだけではないか>。
筆者に対して、口頭で、あるいは、インターネットの書き込みを通して、筆者と『部落学序説』に誹謗中傷・罵詈雑言をなげかけてくる人々は多々存在していましたが、筆者が、部落問題にかかわるようになったのは、日本における基督教宣教の障害のひとつとなっている部落差別問題を解明し、<つまづきの石>を除去したかったため・・・。隠退牧師になったあとも、その課題を継承しているのですが、<同対審答申>のいう<国民的課題>という文言は有名無実であり、国民の一人が部落差別完全解消を願って論陣をはると、運動団体や学者・研究者・教育者から言論弾圧を受け、発言を封じられるのが常・・・。ふれるな、さわるなと、戦前・戦後の左翼思想の部落解放理論の基本的理解の踏襲を踏み絵の如く求められ、それを拒否したものは、<差別者>とラベリングされ排除・疎外される。最近は、法務省内部にも左翼勢力が浸透し、行政用語として<同和地区>の使用をやめて、左翼用語の<被差別部落>が使用されている。
<あなたが集めた、部落問題に関する資料など、だれでも持っている資料であり、評価するに足りない>とは、これまで何度も耳にした言葉ですが、雑誌『部落』の1〜200号の復刻版は、<だれでも持っている資料>で、かつ、<部落問題全般にかかわる第1級の資料>、<部落問題にとりくむ、すべての人々の>ための資料でもあるのですから、評価されようとされまいと、部落史研究の門外漢である、無学歴・無資格(Academic Oursider)の筆者にとっては、貴重な資料です。まずは、資料批判から・・・。
2023/02/19
1号〜200号、復刻の意義・・・
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