昨日、午後は、郡山地方史研究会の『平成4年 第24回 古文書講習会資料』の中の庄屋文書、夜は、筆者の祖父・吉田永學の先祖、信州栗田村の真言宗観聖寺の『観聖寺文書』を読んでいました。
近世文書には、武家文書、村方文書、寺社文書などがありますが、いうまでもなく、庄屋文書は村方文書、『観聖寺文書』は寺社文書、近世幕藩体制下の穢多役・非人役の御用帳等の文書は武家文書に入ります。その内容は、まったく異なる内容です。継承された古文書の内容によって、その家の近世幕藩体制下における身分の如何を知ることができるようです。近世幕藩体制下の穢多役・非人役は、その時代の司法・警察なので、江戸幕府の<穢多>役として、<幕府法>や<藩法>などの<法>の下、法的・社会的秩序の維持に貢献していた<公務員>でしたので、法に違背した武士、町人・農民、神主・僧侶なども探索・捕亡・お仕置きの対象になっていました。そういう点では、穢多役・非人役などに関する記述は、武家文書、村方文書、寺社文書にも出てきます。しかし、武家文書、村方文書、寺社文書と分類するときは、間違いなく武家文書に入ります。
2023/02/09
昨日、午後は庄屋文書、夜は『観聖寺文書』を読んでいました・・・
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