2023/02/09

カネさ持ってねえもんと付き合うと損するぞ・・・!

2013年4月1日に、日本基督教団の隠退牧師になり、妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農したとき、妻の親類・親戚筋が、<吉田くんは、カネさ、持ってねえ。つきあうと損するぞ!>と言い出し、それはまたたくまに、村中に広がり、隣村の自動車販売会社も、軽トラを販売してくれませんでした。<吉田くんに売ると、代金を回収できず、踏み倒されるかもしれねえぞ!>との、妻の実家の親類・親戚筋の言葉が行き渡ったためでした。

湖南の農家は、<親類・親戚が言ってんだから間違いあるめえ・・・>ということで、筆者と妻は、湖南の農家とは無縁の生き方をしてきました。山口での30年間の暮らしのなかで、山口の有機・無農薬栽培している農家から教えてもらった農法を参考に、年金と自給用の、有機・無農薬の米・野菜・果物を栽培しながら・・・。

今から考えると、親類・親戚筋の、筆者と妻に対する<村八分>・<村十分>のすすめは、湖南の農村的地域社会の悪弊から無縁の生き方をすることができる防波堤の役割を果たしてくれていたのかもしれません。

集落の総会で、<おめえらは、ここらのもんのために、なんの役にも立ってねえ!>と罵倒されたことがありますが、<ここらのもんの役に立つ>とは、何を意味していたのやら・・・?


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