<氷雪の門は、北海道稚内市の稚内公園内にある、かつて日本領土だった樺太で亡くなった日本人のための慰霊碑である>。松山善三著『氷雪の門』に記された、ロシア軍(ソ連軍)の、戦後における日本国民に対する残虐行為・・・、それと同じことが、ウクライナでも起こりうることであり、また起こっている・・・。松山善三著『氷雪の門』を読む度に何度も、涙が溢れてくる。一般民を容赦なく戦車や機関銃で虐殺する、無抵抗の女性を強姦・殺害するロシア軍(ソ連軍)の残虐さに悲しみと怒りを持たざるを得ない。そして、守るべき日本国民を見捨てた一部日本軍人への<反軍>感情、戦争への憤りと、戦争や侵略に巻き込まれたとき、日本男児としてどのようにふるまわなければならないのか、どのようにふるまってはいけないのか、考えさせられます。
日本国憲法第9条を立てに、戦わずして降伏の道を選択するひとは、自分ひとりたすかり、他の国民の生命を見棄てて省みない外患罪、国家反逆罪の典型・・・。ウクライナの大統領とその軍隊が、侵略軍ロシアに無条件降伏することは、ウクライナ国民をロシア侵略軍の前に人身御供として奉げることと同じ・・・。ウクライナ国民に対する絶望的な裏切りになる。ウクライナとその国民が、侵略軍ロシアに対して、最後まで果敢に戦い、自由と民主主義、平和を自らの手で樹立することを祈ります。
万軍の主なる神さま、ロシアの戦争犯罪者の上にすみやかなる裁きを与えてください。ウクライナとウクライナの人々の上に、侵略戦争に対する勝利と平和を与えてください。
筆者は、松山善三著『氷雪の門』に記された、ロシア軍(ソ連軍)の、戦後における日本国民に対する残虐行為を忘れないために、一日本男児として、なにをしなければならないのか、何をしていはいけないのか、それを肝に銘じるために、高石かつ枝<花の決死隊>を歌い続けています。
1.母が手縫いの 晴れ着きて
守る真岡の 交換台
みんなで死んで はまなすの
小さな小さな 花と咲く
九人は帰らぬ 決死隊 決死隊
2.おさななじみの あの人は
無事で越えたか 火の海を
受話器に母の 声がする
さよならさよなら 最後です
九人は帰らぬ 決死隊 決死隊
3.せまる銃砲 攻撃も
何で恐かろ このいのち
みんなで声を 高らかに
万歳万歳 花と散る
九人は帰らぬ 決死隊 決死隊
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