2024/06/24

湖南で身に付いた行動パターン・・・

    昨日, 赤津村の共同作業がありましたが, そのとき, 赤津村のプロの農家の方々から, 身に覚えのない, 理不尽なクレームがだされることが少なくありませんでした. そのときの, "よそもん" である私の行動パターン・・・. 自分で気がついて言葉を失いました. 

    プロの農家が, "・・・しちゃなんね!" と目をつりあげて, 言葉を荒げて語りかけてくるとき, 私は, "そうですね・・・" と言いながら, すぐその場を離れました. 76歳になり後期高齢者になった私は, 無意味で無駄な会話をするのが億劫になっています. そういうことが何度も重なりますと, 私は, その人を見ると, できる限り, そのひとに近寄らないようにして, 距離を保つことになります. 

    袖振り合うことは災いを招く・・・

    できるかぎり接触を避け、交流しないことが, 農村的地域社会のなかで, "よそもん" の "素人百姓" の最善の処世術です. "よそもん" を徹底的に排除・疎外してやまない "ここらのもん"・・・. "よそもんのおめえは, ここらのもんの何の役にも立ってねえ! カネさよこせといっても1銭も寄こさねえ! つくった野菜も何ひとつ持ってこねえ!ここらのプロの農家がつくった美味えあきたこまちの古米を, 素人のおめえらがつくった, 不味い, 有機・無農薬栽培のコシヒカリの新米と交換しやろうと親切に言ってやってんのに, 交換に応じねえ! おめえらは, ほんとうに役にたたねえなあ!" まかり間違って, 認知症かかった, プロの農家と付き合うと, そのあとは大変なことになります. 妻の実家のおとうさんは, 生前, "ここさ戻ってきても, 他の農家にさそわれてその家に入ってはだめだぞ. あとで, カネがなくなったといって大騒ぎされ, 盗ってもいねえものを弁済させられることになるぞ・・・" と話していましたが, 妻も私も, 生前のおとうさんからのアドバイスは素直に従っています. "農機具もカネも貸し借りしてはだめだ! 貸した農機具を壊されて, '壊れた農機具しか貸してくれなかった' と文句を言われたり, 貸して '貰うた' といって, 返してくれねえぞ. 壊れかけた農機具を貸して, 'おめえが壊したんだ!新品にして戻せ!' といって買い替えさせられるぞ!" など, 妻のふるさと・湖南の赤津村に帰郷・帰農したときの, 赤津村に特化した処世術を教えてくれました. 妻の実家のおとうさん, "赤津村で信頼していいのは・・・" と, 人間関係を大切にしなければならない方々の名前も教えてくれました. おとうさんのアドバイスの適切であったことは, 帰郷・帰農後12年の暮らしの中で確認させられることになりました.

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苗代田に移転した簡易温室の使い方・・・

    今朝, 食事をしながら, 妻が語りかけてきました.     朝, 田畑転換した元苗代田に, 国道294号線のバイパス工事のために, 妻の実家の庭から移転した簡易温室について, 妻は, " 簡易温室って, けっこう広いのね. 移転したあと, まだ何も栽培していない...