2022/03/09

修理した本箱に先祖の歴史を調べるための関連史資料を並べる・・・

この前修理した本箱に、筆者の祖父・吉田永學の先祖、信州栗田村の真言宗観聖寺とその住職・修験僧に関する歴史を調べるために、1.観聖寺文書、2.長野市立公文書館の関連史資料、3.長野県立歴史観の関連史資料、4.近世栗田村古文書集成のほかに、5.修験道・当山派・那智大社・伊勢神宮・聖徳太子・太子信仰・密教・当山派・聖宝・民間宗教・民間医療などの史資料約200冊を集めていますが、それらを並べる作業をしました。

先祖のほんとうの歴史は、歴史学者・郷土史研究者の研究の枠組みをつきぬけたところにあります。子孫が、歴史的・民俗学的・宗教学的研究を自ら実践する以外に、先祖のほんとうの歴史を明らかにすることはできない・・・。1637年(寛永14)開山し、それから明治政府の宗教政策によって1878年(明治11)廃寺に追い込まれるまで、ずっと、近世栗田村の太子堂として、世襲で生き抜いてきた、伊勢神宮の神宮寺・世義寺の末寺、当山派修験の観聖寺とその住職・修験僧は、それなりの存在理由があってはじめて存続・継承することができたと思われます。その存在理由を明らかにすることが、先祖の歴史をひもとく筆者の課題・・・。

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