今朝、健康管理をして、『英訳聖書』(NSRV)を精読したあと、読んでいた『アミエルの日記』にこのようなことが書かれていました。
スイスの哲学者・アミエルが、<香具師的政治家>を皮肉って批判するときの言葉は、<普通選挙の手品師・ペテン師>・・・。彼らは、<民衆を自分の道具にする為に民衆に諂びる>のが常・・・。
インターネットで、<諂う>という言葉を検索しますと、<人の気に入るようにふるまう、またお世辞を言う。おもねる。こびる。追従する。>とありました。また、<学問の真理をねじ曲げて、世間や権力者に気に入られようとする>学者・研究者のことを<曲学阿世の徒>というとありました。民衆や学者・研究者のなかには、政治家や権力者に<諂う>人がすくなくありませんが、その政治家、普通選挙のときには、掌を返すように民衆に<諂う>というのです。
今日、参院選挙について報道されていましたが、政党は一斉に、日本国民に<諂う>ことをはじめたようです。<我が党が政権をとったときは、日本国民に○○万円配布します>。その○○円は、日本国民の税金・・・! スイスの哲学者・アミエルは<煽動政治家は・・・常に異議が聞こえず自分で見たいものしか見えないという便利な能力を持っている>人であるといいます。日本の野党は、日本国民は、人形浄瑠璃の人形だと思っている。野党の政治家は、日本国民を人形とみなして、自らを<人形使い>だと自負している人々・・・。
スイスの哲学者・アミエルは、<多数者(国民)の前に平伏するほど賤しい恥ずべき>政治家はいない、といいます。
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