その『部落学序説』、紆余曲折を経て、昨年11月、Gooblog の担当者の方から、<法務省権調第123号>に準拠して、その全体を被差別部落に対する差別文書と認定し、全文を削除、ブログを廃棄処分にすると通告され、ブログ『部落学序説』は、インターネット上から姿を消すことになりました。
しかし、筆者が最終的に受け止めたのは、
<NTTグループの労働組合員が、その支持政党である立憲民主党に批判的な筆者のブログを、<法務省権調第123号>を悪用して、筆者の言論の自由を恣意的に弾圧しようとしただけの話しだから、もうすでに目的を達したのかもしれません。立憲民主党が与党になるためには、批判的な国民の言論の自由を抑圧するという姑息な手段ではなく、正々堂々と、裏表のない政策を打ち出し、有言実行の党にならなければ、政権の再奪取は不可能ではないのでしょうか>(2021年11月23日)。
そのあと、筆者、緊急避難的に、『部落学序説』公開執筆当時の文章を、Blogger上の『部落学序説』に章別に順不同で再掲しましたが、ブログ『部落学序説』執筆後に集めた関連史資料・書籍数百冊を前にしますと、それらを批判・検証して、まとめてみたいという衝動にかられます。筆者のものの見方、考え方の背景にある、聖書、ヤスパース(実存哲学)、ヴィトゲンシュタイン(論理哲学)、ラートブルフ(法哲学)、アミエル(アミエルの日記)などを読み直して、再確認・・・。3,000冊の蔵書を背景に、あらたに『部落学』を執筆することにしました。そして、その構想を練ってきたのですが、ほぼ確定・・・。
第1章 はじめに(部落学の研究対象と研究方法)
第2章 部落とは何か
第3章 解放とは何か
第4章 理論とは何か
第5章 運動とは何か
第6章 差別とは何か
第7章 人間とは何か(幻想としての部落差別からの解放)
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