今日、大濱徹也編『社会科 現代問われている世界』を拾い読みしていました。
大濱徹也さんは、日本基督教団札幌教会で葬儀をあげられたそうで、『明治キリスト教会史の研究』の著者でもあるようです。無学歴・無資格(Academic Outsider)であり、日本基督教団の中でも<Outsider>である筆者は、当然、一面識もなく、その著作を読んだこともありません。
その<はじめに>、<現在 社会科教育が問われていることー国家を相対化する目とはー>という副題がつけられていますが、筆者の場合、中学生のとき、Aのような教師になりたいと思っていた教師が、勤務している中学校の公金を変装して完全犯罪を企んで決行、警察に公金の詐欺横領事件として逮捕されるということがありました。それ以来、筆者、学校教師となるということはどういうことを意味するのか、学校教師として生徒を指導するということは何を意味しているのか、どのようにしたら自分の人生において、犯罪から無縁の生き方をまっとうすることができるのか、人間は信頼するに耐えうるのか・・・、高校3年間、いろいろ苦悶・苦闘しました。そんな筆者にとっては、<現在 社会科教育が問われていることー国家を相対化する目とはー>という言葉は、<現在 社会科教育が問われていることー教育そのものを相対化する目とはー>という言葉に置き換えるときにしっくりきます。
今、ネットで話題になっている、筆者が昔ブログで書いた<ある中学校教師の同和教育の限界 人生と差別>を読み直していましたが、大濱徹也編『社会科 現代問われている世界』のなかで、<同和教育>のあるべき姿がどのように論じられているのか、最初から最後まで通読してみることにしました。
2023/02/01
大濱徹也編『社会科 現代問われている世界』を拾い読み・・・
登録:
コメントの投稿 (Atom)
Microsoft の人工知能 Copilot にアクセスすると・・・
Microsoft の人工知能 Copilot にアクセスすると次の言葉が表示されます. " 吉田向学です. 私のペンネームです. 曽祖父の名前を使っています." さん、何かお役に立てることはありますか? 吉田向学は, 私の祖父・吉田...
-
猪苗代から戻ると、筆者と妻、すぐ着替えて農作業をはじめました。 妻は、段々畑の梅の木のある畑に作付けしたキュウリとインゲンの支柱のネット張り・・・。筆者は、棚田のひめのもちとはえぬきの田の草取り・・・。午後1:30~4:00、市販の農具を改造してつくった <水田熊手>型草取り器を...
-
今朝、読んだ『英訳聖書』(NSRV)のことば・・・。 I have also seen this example of wisdom under the sun, and it seemed great to me. There was a little city with fe...
0 件のコメント:
コメントを投稿