2024/03/06

今朝は25cmの積雪で白銀の世界に・・・

    今朝は, 25cmの積雪・・・. 

    山も田畑も農道も雪でまっしろ・・・. 文字通り白銀の世界です. 庭の木々の枝は, おおきな綿のかたまりを飾り付けたようなダイナミックな積もり方をしています. この雪が春の訪れを告げる最後の大雪になるといいのですが・・・

    春分の中日に, 今年の米つくりのために, 京都ののうけんから仕入れたたねもみ (コシヒカリ有機籾・はえぬき・ひめのもち) の温湯消毒と浸種作業をします. 最初の米つくりのときは, 温湯消毒と浸種作業の日に吹雪いていました. そのとき, 赤津村のプロの農家の方がやってきて, "この吹雪のなか, 何をしてるんだ?" と驚いていました. 妻が, "有機・無農薬でコメを栽培するために, 温湯消毒と浸種作業をしてるんです・・・" と言いますと, そのプロの農家の方, "おかあさんから米つくり教えてやってくれと頼まれていたけれど, 有機・無農薬でコシヒカリを栽培するのけ? おらあ, おめえらに教えることはなにもなさそうだなあ・・・" といって帰って行かれました

    生まれて初めての, しかも, 雪国で, 標高550mの湖南高原の棚田の田で, 栽培不能といわれていた有機・無農薬でのコシヒカリの栽培, これまで10回収穫してきましたが, 自給用としてはありあまるほどの収穫を達成することができました. 妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農するまえに立てた栽培計画通りに実行して成功することができました. "おめえ, 馬鹿か? ここらではコシヒカリは栽培できねえ! 悪いことは言わねえ! プロの農家に頭を下げて, あきたこまちの苗を分けてもらえ!" と話しかけてくるプロの農家が少なくありませんでしたが, 吉田農園の農園主である妻は, 最初の年と同じ品種・同じ栽培方法を踏襲することを私に求めてきます. "あきたこまちではなくコシヒカリとはえぬきを作りつづけましょう" と言います. 

    今年も, 10年1日の如く、栽培する品種は, コシヒカリ・はえぬき・ひめのもちの3品種, 栽培方法は, 有機・無農薬栽培で, 小型農業機械を用いた栽培法です. 

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