2022/04/25

あんたがしてることは、おらには、もうできねえ・・・

今日の午後は、1:30~4:00まで、妻の実家の段々畑の梅の木のある畑の片づけをしました。

1.キュウリ支柱を抜き取る
2.黒マルチを取り除く
3.畔際の地均し
4.畝間の草と野菜の残滓をとりのぞく

そのために使った農具は、小型スコップ、姫鍬、キュウリ支柱抜き取り用の工具、レーキ、ホーなど。

今日は、妻の実家の段々畑のある地域の田畑では、7軒農家が作業していました。大型トラクターは、4台・・・。4:00が近くなって、作業を中断しようと思っていたとき、大型トラクターに乗ってやってきたプロの農家の方が、筆者に話しかけてきました。<また、嫌味を言われたり、嫌がらせをされたり、バカにされたりするのかなあ・・・>と身構えていましたが、想定外の話に展開しました。

農家:これ全部ひとりでしてるのけ?
筆者:はい。
農家:あんたがしてることは、おらにはもうなにひとつできねえ・・・。あんたはまだ若いからできるんだ・・・。
筆者:おじさんだって、まだまだ若いじゃありませんか。
農家:おらあ、86歳だ。歳をとるとだんだん体力がなくなって、もう鍬で畑を耕すなんて、できねえ!
筆者:わたしも74歳ですよ。雑草や残滓をかたづけたあとは、管理機で耕します。
農家:おらあ、管理機で耕す前の作業ができなくなった・・・。

筆者、そのプロの農家の方と話をしていて、75~85歳は、後期高齢者の時代・・・。後期高齢者に入っても、まだ10年は、そのプロの農家の方と同じようなコメつくり、野菜つくりができる可能性があると思わされました。

家に戻って、妻にその話をしました。<もしかしたら、長く百姓暮らしを続けていたら、嫌味を言われたり、嫌がらせをされたり、バカにされたりすることがなくなるのかなあ・・・>と話しますと、妻いわく、<赤津村のほとんどの農家はね。小枝町の農家は、別・・・。死ぬまで、わたしたちをバカにするわよ>。純然たる農村的地域社会で、人生の晩年を過ごすのは難しい・・・。しかし、トラブルメーカーとかかわらなければかかわらないですむので、疎外・排除されることを気にしなければ、充実した百姓暮らしが可能です。

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