今日の午後は、1:30~4:00まで、妻の実家の段々畑の梅の木のある畑の片づけをしました。
1.キュウリ支柱を抜き取る
2.黒マルチを取り除く
3.畔際の地均し
4.畝間の草と野菜の残滓をとりのぞく
そのために使った農具は、小型スコップ、姫鍬、キュウリ支柱抜き取り用の工具、レーキ、ホーなど。
今日は、妻の実家の段々畑のある地域の田畑では、7軒農家が作業していました。大型トラクターは、4台・・・。4:00が近くなって、作業を中断しようと思っていたとき、大型トラクターに乗ってやってきたプロの農家の方が、筆者に話しかけてきました。<また、嫌味を言われたり、嫌がらせをされたり、バカにされたりするのかなあ・・・>と身構えていましたが、想定外の話に展開しました。
農家:これ全部ひとりでしてるのけ?
筆者:はい。
農家:あんたがしてることは、おらにはもうなにひとつできねえ・・・。あんたはまだ若いからできるんだ・・・。
筆者:おじさんだって、まだまだ若いじゃありませんか。
農家:おらあ、86歳だ。歳をとるとだんだん体力がなくなって、もう鍬で畑を耕すなんて、できねえ!
筆者:わたしも74歳ですよ。雑草や残滓をかたづけたあとは、管理機で耕します。
農家:おらあ、管理機で耕す前の作業ができなくなった・・・。
筆者、そのプロの農家の方と話をしていて、75~85歳は、後期高齢者の時代・・・。後期高齢者に入っても、まだ10年は、そのプロの農家の方と同じようなコメつくり、野菜つくりができる可能性があると思わされました。
家に戻って、妻にその話をしました。<もしかしたら、長く百姓暮らしを続けていたら、嫌味を言われたり、嫌がらせをされたり、バカにされたりすることがなくなるのかなあ・・・>と話しますと、妻いわく、<赤津村のほとんどの農家はね。小枝町の農家は、別・・・。死ぬまで、わたしたちをバカにするわよ>。純然たる農村的地域社会で、人生の晩年を過ごすのは難しい・・・。しかし、トラブルメーカーとかかわらなければかかわらないですむので、疎外・排除されることを気にしなければ、充実した百姓暮らしが可能です。
2022/04/25
あんたがしてることは、おらには、もうできねえ・・・
登録:
コメントの投稿 (Atom)
この冬の知的作業は観聖寺文書の再判読・・・
今日は1日, これまで再読した観聖寺文書を再検証して, MSwordで活字化, A4判19枚にプリントアウトして, 隣村の郵便局からゆうパックで送りました. 12月20日から来年3月20日までの3ヶ月間, 晴耕雨読ならぬ晴れた日は除雪作業, 雪の降る日は読書三昧...
-
猪苗代から戻ると、筆者と妻、すぐ着替えて農作業をはじめました。 妻は、段々畑の梅の木のある畑に作付けしたキュウリとインゲンの支柱のネット張り・・・。筆者は、棚田のひめのもちとはえぬきの田の草取り・・・。午後1:30~4:00、市販の農具を改造してつくった <水田熊手>型草取り器を...
-
今朝、読んだ『英訳聖書』(NSRV)のことば・・・。 I have also seen this example of wisdom under the sun, and it seemed great to me. There was a little city with fe...
0 件のコメント:
コメントを投稿