昨夜、ベンジャミン・フルフォード著『ファイナル・ウォー』のウクライナに関する記事の拾い読みをしました。
『ファイナル・ウォー』の著者がどのような視点・視角・視座でこの本を書いたのか、門外漢の筆者、ほとんど推察することはできません。世界のアメリカ一極支配に対して、ロシア・中国をはじめとする反アメリカ諸国が世界の多極化を目指して、アメリカを相対的に弱体化させることで、世界の平和を達成することができるという主張のようです。ロシアは、すでに西欧諸国を懐柔し、イギリスですらアメリカを離れてロシアにすり寄っている・・・。ロシア主導のヨーロッパ支配を阻止して、ロシアのエネルギー資源を核にしたロシアの戦略を頓挫させるために、アメリカは、ウクライナのロシアからの分離独立をはかろうとしている・・・。アメリカは、2014年ロシアによるウクライナのクリミヤ半島強奪と東部地域内乱に際して、ウクライナをロシアから切り離すために、アメリカの対ロシア制裁に対して中国が同調するなら、アメリカは中国に、日本とアジア諸国を売り渡してもいいと、中国に交渉したとか・・・。
団塊世代の筆者には、理解しがたいことが羅列されていました。筆者にとって、ロシアが、欧米化を指向するウクライナに侵略戦争をしかけるということは、アメリカがロシア容認、ロシアとの共存を指向すイギリスのロシア化を防ぐためにイギリスに対して侵略戦争をしかけるのと、ほぼ同じ意味合いのできごとです。ベンジャミン・フルフォード著『ファイナル・ウォー』のウクライナに関する記事は、筆者には、信じがたい・・・。
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