今朝、7:00に起床、いつもの健康管理をして、『英訳聖書』(NSRV)を通読、そのあと、ヤスパース著『イエスとアウグスチヌス』を読み始めましたが、その中に、こんなことが書かれていました。
神の国は、彼岸ではない・・・。
彼岸は此岸と対になっている言葉ですが、此岸が<この世>であるとしますと、彼岸は<あの世>・・・。哲学者ヤスパースは、主イエスキリストのとく<神の国>は、彼岸ではない、つまり、人間が死んだあとに行く<彼岸>ではないというのです。仏教では、<あの世>は<極楽浄土>のことを意味しますが、ヤスパースは、<神の国>は<極楽浄土>のようなものではないといいます。また、<歴史>でも<世界>でもないといいます。<神の国>は、人間が追求し、呼び寄せることができる類のものではなく、主なる神さまの判断によってのみもたらされる、まったくあたらしいものであるといいます。
朝、食事をしながら、妻にその話をしますと、妻も納得していました。人間が、核戦争によって、人間の歴史を破壊・廃絶し、世界を壊滅・廃虚にしたとしても、その先に、神の国がまっている、あるいはやってくる可能性はないと・・・。神の国は、人間の善行によっても、人間の悪行によっても、人間が意図的に招き寄せることができる類のものではないと・・・。ひとは、ただ祈ることができるだけ・・・。<主よ、御国を来たらせ給え>と・・・。
2022/04/30
神の国は、彼岸ではない・・・
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