2022/04/21

ロシアに対する怒りの詩・・・

黒川祐次著『物語・ウクライナの歴史』に紹介されていた、<ウクライナの自然や人々、歴史に対する愛情とウクライナの《ロシア》隷従からの解放を真摯かつ直截に歌った>、<ロシアに対する怒り>を綴ったシェフチェンコの詩(1845年)・・・。

<わたしが死んだら
なつかしい ウクライナの
ひろい丘の上に
埋めてくれ
かぎりない畑と ドニエプルと
けわしい岸べが みられるように
しずまらぬ流れが 聞けるように

ドニエプルが ウクライナから
すべての敵の血潮を
青い海へ 押し流すとき
わたしは 畑も 山も
すべてを捨てよう
神のみもとに かけのぼり
祈りもしよう だがいまは
神の ありかを知らない

わたしを埋めたら
くさりを切って 立ち上がれ
暴虐な 敵の血潮と ひきかえに
ウクライナの自由を
かちとってくれ
そしてわたしを 偉大な 自由な
あたらしい家族の ひとりとして
忘れないでくれ
やさしいことばをかけてくれ>

日本基督教団の隠退牧師として、筆者、ウクライナが、ロシアの侵略戦争に<勝利>して、ウクライナの民主主義、自由と平和を享受できる日が一日も早く訪れますように、祈ります。主なる神さま、ウクライナに勝利を与えたまへ!



0 件のコメント:

コメントを投稿

この冬の知的作業は観聖寺文書の再判読・・・

    今日は1日,  これまで再読した観聖寺文書を再検証して, MSwordで活字化, A4判19枚にプリントアウトして, 隣村の郵便局からゆうパックで送りました.     12月20日から来年3月20日までの3ヶ月間, 晴耕雨読ならぬ晴れた日は除雪作業, 雪の降る日は読書三昧...