筆者の第1作目、『部落差別から自分を問う』を拾い読みしていて思ったのですが、この『部落差別から自分を問う』は、<社会同和教育の実践編>だけあって、差別する側、差別される側の事実だけを指摘しています。そのため、言及されていることは、深刻な問いかけを含むことになっています。差別する側に対しても、差別される側に対しても・・・。
その10年後に、インターネットのブログ上で公開執筆した『部落学序説』の内容は、将来『部落学』を執筆するための研究対象・研究方法・研究主体に関するプロレゴメナ(序説)として執筆したものです。途中で、読者の方々の要望で、序説の枠を外れて『部落学』の内容にまで言及することになりましたが・・・。第2作目の『部落学序説』は、社会同和教育の理論編の側面を持っていますから、内容と表現方法は、かなりおだやかなものになっています。これから執筆する第3作目の、English Writing による『部落学』(Research on Buraku Discrimination in Japan)は、社会同和教育の思想編(哲学編)になりますので、より一般化・概念化されて、内容と表現方法はさらに穏やかなものになるでしょう。
ひとは、歳をとるにつれて丸くなる・・・、といわれますが、筆者の著作も例外ではなさそうです。落ち着くところに落ち着いた内容と表現になるでしょう。しかし、基本的なものの見方、考え方、視点・視角・視座になんら変更はありませんので、第1作目から第3作目まで、一貫した叙述になります。
第3作目は、English Writing で書き終えたら、筆者自身で日本語に翻訳することになりますが、そのとき、その第4作目として、その要約版を公開することになるかもしれません。主なる神さまが、筆者にそのときを与えてくださる限り・・・。
2023/01/01
歳をとるにつれて表現が穏健に・・・
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