2022/08/27

午後0:30~5:30、コシヒカリの田に農業用水路から直接水を引き入れる・・・

午後0:30~5:30、コシヒカリの田に農業用水路から直接水を引き入れました。天気予報では、今日は一日くもりであったのですが、実際は、晴れたり、曇ったり、雨が降ったり、天気がころころと変わる高原の天気でした。

コシヒカリの田に、ひえが目立つようになりました。昨年は、同時期、ひえを取りにコシヒカリの田に入ったところ、はじめて、コシヒカリが豊作病にかかりました。その原因は、コシヒカリが受粉するときに、筆者がコシヒカリの田の中に入り、その受粉をさまたげ、ウイルスをまき散らし、豊作病を誘発したからだと思います。それで、今年は、100%出穂が完了して100%穂が垂れるまでは、コシヒカリの田に入らないことにしました。

毎年、ドロイオイムシやイネネキリムシの被害が出るのですが、今年は、すくなくてすみました。今年は、いつもより、カエル、クモ、トンボが繁殖し、害虫を食べてくれたからでしょう。それに、ツバメの群れがよく、コシヒカリの田の上を飛び交っていましたから、意外と害虫被害がすくないようです。

妻の故郷・湖南に帰郷・帰農した次の年からはじめた有機・無農薬栽培のコメつくり、今年で9回目になります。コメつくりはいくつかの方法があります。

1.従来型:化学肥料・農薬・除草剤・コンバインを使った収穫
2.堆肥栽培:化学肥料・有機肥料・農薬・除草剤・コンバインを使った収穫
3.減農薬栽培:化学肥料・有機肥料・農薬・除草剤・コンバインを使った収穫
4.有機無農薬栽培:有機肥料、小型農業機械による耕耘・田植え・刈入・脱穀・もみすり
5.自然農法:無肥料・無農薬

筆者と妻のコメつくりは、4.有機無農薬栽培・・・。化学肥料・農薬・除草剤を多用する妻の故郷・湖南の赤津村では、棚田の田といえども、100%完全無農薬栽培をすることはできません。風にのって散布された農薬が拡散して飛んでくるかもしれませんし、残った農薬を農業用水路に廃棄する農家もあとをたちませんから・・・。ただ、一度でも農薬・除草剤を散布すると姿が見えなくなり田の生き物や田の草を確認できる、妻の実家の棚田の田は、それなりに有機・無農薬栽培の姿を物語っています。

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