2022/08/15

湖南でタブレットを使える高齢者は20人ほど・・・

この前、妻の実家のおかあさんの初盆の焼香に来られた方が、<湖南でタブレットを使える高齢者は20人ほどしかいない・・・>と話されていました。

娘がまだ、福島大学の大学院で学んでいたとき、娘から、<おとうさん、タブレットくらい使えないと、時代から取り残されてしまうわよ>とアドバイスされました。しかし、筆者、<パソコンが使えるから大丈夫・・・>と答えて、タブレットを入手することはありませんでした。娘のすすめで、携帯からスマホに変更はしましたが、そのスマホを使いこなしているのは、筆者ではなく、妻・・・。筆者は依然として、パソコンばかり使用しています。理由は、キーボードが自由に使いこなせるから・・・。スマホやタブレットの入力は、時間がかかりすぎて、なじめない・・・。

キーボードをつかわなくてすむタブレットは、誰でも簡単に使えるとは思うのですが、過疎化・高齢化が進む湖南の生活と暮らしを安定させるために郡山市が導入を予定しているタブレットを使いこなせる住人は、専業農家を中心に20名ほどしかいないとか・・・。

2012年1月1日に、心臓発作で急逝した、妻の実家のおとうさんの49日の法要のとき、<吉田くんは、何の資格をもってるんだ?>と聞かれ、<資格といえるかどうか、わかりませんが、情報処理技術者試験の第二種に合格しています>と答えると、<ここらには、情報処理の資格を持った人はいねえ!帰ってきたら仕事があるぞ!>と話しておられました。そのため、それまで保有していた最小限のクライアントサーバーシステムのハード・ソフト、関連書籍を湖南にもってかえりましたが、帰郷してまもなく、それは絵に描いた餅であることが判明しました。

湖南に帰郷・帰農すると同時に、湖南史談会に加入させられ、パソコンを使った事務処理を求められ数年担当していましたが、あるとき、役員会で、<吉田くんがしていることぐらい、おらにもできる!>という役員の方があらわれ、筆者は、その方にパソコンを使った事務処理をゆだねることにして、湖南史談会を脱会しました。あるとき、ほかの会員の方に、様子をお聞きしたら、パソコンによる事務処理を引き受けた方は、1年未満で、その事務処理を返上、湖南史談会も脱会されたとか・・・。青色申告会計ソフトをつかって農業簿記ができても、パソコンを使いこなせることにはならない・・・、典型のような事例でした。

<タブレットを使いこなせる住人は、専業農家を中心に20名ほどしかいない・・・>といわれる方の話を聞きながら、<湖南には、パソコンを使いこなせるひとは何人くらいいるのだろうか・・・?>と思いました。湖南のプロの農家は、認知症がかった人が少なくありません。認知症にかかりはじめると、パソコンを使うことはおろか、タブレットを使うこともできなくなります。郡山市の高齢化対策は、<一点突破>ではなく、<総合対策>に徹しないと、過疎化・高齢化対策にはなりません・・・。<タブレットを使いこなせる住人は、専業農家を中心に20名ほどしかいない・・・>と話された人がそう話していました。

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