昨日、『アーレント=ヤスパース往復書簡』1冊目を読み終えて、今朝、その2冊目に入りました。
その最初のヤスパースの手紙の1節・・・、<ほとんど自分を、注意深い扱いでなんとか動いている機械みたいに扱っているのです。これがうまくいっています。妻も私もほとんど快調と言えるくらいです。ただし妻には目眩やその他の老化現象があるし、私にはいつもの故障がありますが、でも妻の魂はこれまでにないほど晴れやかです>。
この言葉が目に飛び込んできたとき、筆者、筆者と妻にも当てはまる言葉であると思いました。74歳の筆者、これまでにもこのブログで書いてきたように、日々の健康管理と OutStretch で、農作業による疲れ、関節や筋肉の痛みをとりのぞき、右手の関節障害も克服して、まるで自転車操業のような日々を過ごしていますし、67歳の妻も、つまなりに直面している老化問題と取り組んでいるようです。
年金暮らし&百姓暮らしは、筆者と妻の老後の暮らしをより充実したものにしてくれているようです。有機・無農薬で栽培した、安全で美味しいコメと野菜を食べ続けることができるのですから・・・。自分たちでつくったものを自分たちで食べる、いいものは、野菜直売所湖南四季の里に出展して、湖南の高齢の農家の方や、湖南に観光で来た人々に買ってもらっています。妻は、<A子さんのつくったミニトマトがほしい>と名指しで買ってくださる方がいるということに、喜びを感じています。営農的には、赤字なのですが、妻は、美味しい、有機・無農薬の野菜をつくることに熱心・・・。
ヤスパースの手紙は、ヤスパース70歳のとき・・・。その誕生日を前に、アーレントから70歳の誕生日を祝う手紙をもらったヤスパースは、返事に、<あなたは私の80歳の誕生日には来てくださるのですね!ご機嫌でそう信じることにしましょう、お互いに。とはいっても、日々われわれはみな自分の状態を思い知らされていますがね。>と綴っています。『アーレント=ヤスパース往復書簡』2冊目は、ヤスパース80歳の誕生日前後までの文通の記録であるようです。
2022/09/15
『アーレント=ヤスパース往復書簡』2冊目に入る・・・
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