2022/09/20

昨夜は、台風14号による雨と風・・・

昨夜は、台風14号による雨と風が、妻の実家の建物に激しくぶつかっていました。筆者は、その雨音・風音が聞こえなくなるまでに、精神を集中して、『アーレント=ヤスパース往復書簡』を読んでいました。ふたりの哲学者の手紙によるやりとり・・・、筆者が高校1年生のときから現在まで読み続けている『アミエルの日記』は、スイスの哲学者アミエルの黙想・独白ですが、『アーレント=ヤスパース往復書簡』は、<ドイツ・ユダヤ人>である哲学者アーレントと<ドイツ人>である哲学者ヤスパースの手紙による対話・・・。筆者の<哲学>的精神に質的変換をもたらしてくれたようです。独白から対話へ・・・。

そのあと、『部落問題事典』の<部落民>の項と、沖浦和光・管孝行の対談<賤民史観樹立への序章>(雑誌『現代の眼』(1981年11月号))を再読・精読していました。筆者のブログ『部落学序説』は、部落史研究の学者・研究者・評論家である沖浦和光・管孝行の<賤民史観>に対する無学歴・無資格、部落史研究の門外漢である筆者の<全面的批判>を中核にしています。

雑誌『現代の眼』(1981年11月号)・・・、すっかり紙も変質して色褪せ茶色になり活字を読むことが難しくなっています。ページによっては、印刷インクの濃淡によって、読めたり読めなかったりしますので、インターネットの日本の古本屋経由で、追加購入し、現在では、同じものを5冊保有しています。薄いブルーの透明シートを被せて読めば読みやすくなります。沖浦和光・管孝行の対談<賤民史観樹立への序章>そのものは、管孝行著『賤民文化と天皇制』の中に採録されていますので、普通の本のように読むことができます。ただ、雑誌『現代の眼』(1981年11月号)は、<被差別部落>という概念が、部落史研究・部落解放運動に導入された部落史研究者・井上清と部落解放運動家・北原泰作の対談によって作り出された経緯が記されている貴重な文章が含まれています。

夜11:59に就寝・・・。


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